このほど、ちょっと風変わりなATM荒らしのニュースがインドから飛び込んできた。ATMの中に入っていたお札が、見るも無残にズタズタな状態になっていたのである。犯人はよく知られたあの小さな動物だった。『Metro』『Times of India』などが伝えている。
6月14日のこと、インド北東部にあるアッサム州ティンスキアの「State Bank of India(インドステイト銀行)」に設置されたATMが3週間以上も技術的不具合により作動しなかったため、職員らが修理のために技術者を呼んだ。
修理工がATMを開けると、まるでシュレッダーに通されたかのようにズタズタになった大量の札が発見された。マシン内に入っていたおよそ124万ルピー(約200万円)相当の札は、どうやらどこかからもぐりこんだ数匹のネズミの巣作りに使われてしまったようだ。しかしながら、その数匹のネズミはマシン内で死骸となっていた。
全ての札が犠牲になったわけではなく、残り171万ルピー(約278万円)は無事だった。銀行側はこの件を警察に通報したが、ティンスキア区警察のマグダヨティ・マハンタ警視はこのように話している。
「悪党らがATMを壊し紙幣をズタズタにしたのならば我々も捜査にあたりますが、犯人がネズミとなると我々としてはなす術がありません。この件については銀行側で対応してもらうしかないでしょう。」
ATM内には大量の2,000ルピー札と500ルピー札が入っていたが、ネズミには金の価値などわかるはずもなく、閉ざされたマシンの中で札をボロボロにしてせっせと巣作りに励んでいたのであろう。銀行側にとっては恐らく笑い事では済まされない事態だが、このニュースを知ったツイッターのユーザーらからは笑いが漏れていたようだ。
画像は『Metro 2018年6月21日付「Mice chew through £13,000 in bank notes inside cash machine」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
6月14日のこと、インド北東部にあるアッサム州ティンスキアの「State Bank of India(インドステイト銀行)」に設置されたATMが3週間以上も技術的不具合により作動しなかったため、職員らが修理のために技術者を呼んだ。
修理工がATMを開けると、まるでシュレッダーに通されたかのようにズタズタになった大量の札が発見された。マシン内に入っていたおよそ124万ルピー(約200万円)相当の札は、どうやらどこかからもぐりこんだ数匹のネズミの巣作りに使われてしまったようだ。しかしながら、その数匹のネズミはマシン内で死骸となっていた。
全ての札が犠牲になったわけではなく、残り171万ルピー(約278万円)は無事だった。銀行側はこの件を警察に通報したが、ティンスキア区警察のマグダヨティ・マハンタ警視はこのように話している。
「悪党らがATMを壊し紙幣をズタズタにしたのならば我々も捜査にあたりますが、犯人がネズミとなると我々としてはなす術がありません。この件については銀行側で対応してもらうしかないでしょう。」
ATM内には大量の2,000ルピー札と500ルピー札が入っていたが、ネズミには金の価値などわかるはずもなく、閉ざされたマシンの中で札をボロボロにしてせっせと巣作りに励んでいたのであろう。銀行側にとっては恐らく笑い事では済まされない事態だが、このニュースを知ったツイッターのユーザーらからは笑いが漏れていたようだ。
画像は『Metro 2018年6月21日付「Mice chew through £13,000 in bank notes inside cash machine」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)