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【海外発!Breaking News】妻の浮気を疑い、隠しカメラで3年間見張り続けた夫(英)

TechinsightJapan 2018年6月27日 17時17分

妻の浮気を疑った夫が寝室に隠しカメラを設置し、3年間妻を隠し撮りし続けていた。これを知った妻は警察に通報、夫はハラスメント容疑で逮捕された。『WalesOnline』『The Sun』などが伝えている。

英ウェールズ南部ニース・ポート・タルボットのアバードゥライスに暮らすスティーブン(一部報道ではポールとも)・ルイス(46歳)は、教師で妻のアンさん(45歳)が浮気をしているのではないかと疑い、現場をおさえるため寝室に隠しカメラを設置した。

しかしアンさんは浮気などしておらず、ルイスは自分の勘違いであったことを確信したが、その後3年間にわたり隠し撮りを止めなかった。今年1月になって台所に置かれていた隠しカメラに気付いたアンさんは、寝室にいる自分の映像が収められていたことを知り愕然とした。アンさんの映像は29件にも及んだが、中にはルイス自身がカメラをセットしている姿も捉えられており、それぞれ数秒から40分の間撮影されていた。

アンさんが問いただすと、ルイスは「カメラを見つけてくれて嬉しいよ。君はもう長い間俺のことなんてどうでもいいと思っていただろう」と言い放ったという。その後アンさんに通報されたルイスは、警察に「性的な目的でやったのではない。妻の浮気を疑っていたので現場をおさえてやろうと思いカメラを設置した。妻がシロとわかってからも撮り続けたのは、これを知った妻が不快になると思ったからだ」と話した。

この件についての裁判がスウォンジー刑事法院で行われたが、法廷では夫婦として一緒に暮らしてはいたもののルイスとアンさんの結婚は事実上破綻していたことが明らかになった。ルイスの弁護人は「このような恥ずべき方法は、依頼人の性格を疑われるものである」と述べたうえで、「本来の依頼人は心優しくまじめに勤務し、人に好かれる性格だ」などと擁護の言葉を並べたが、キース・トーマス判事は「この犯罪はまったくもって不愉快なハラスメントだ」と糾弾し、その罪を認めたルイスに対して12か月の執行猶予付き14週の有罪判決を言い渡したほか、5年間のアンさんへの連絡禁止令および120時間の無収入労働、更には更生リハビリコースを完了させ、150ポンド(約22,000円)の裁判所費用を支払うことを命じた。

その後、ルイスはアンさんと住んでいた家から年老いた母親のもとへと出て行ったようだ。ルイスの母マーガレットさんは「息子は悪人ではないが、愚かなことをしました。でも警察に通報せずに解決する方法もあったのではと思います」と心中を語ったという。2人が住んでいた家の近隣住民は「ルイスさんは慌てて出て行ったよ。外から見た限りではごく普通の夫婦に見えたのに、家の中では何があるかわからないもんだね」と話している。

画像は『Metro 2018年6月25日付「Man kept camera spying on wife for three years to try and catch her cheating」(Picture: Wales News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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