オンラインのビデオゲームを通して14歳少女と交流を持った25歳男が、少女からコミュニケーションを絶たれたことに逆上したのかニュージーランドから渡米し、少女の家に突撃を試みた。しかしストーカー男は少女の母親に銃で撃たれ、今は現地で入院中だという。『ABC 7 Chicago』『KUTV』『The Sun』などが伝えている。
ニュージーランド在住のトロイ=ジョージ・スキナー(25歳)は、米バージニア州に住む14歳の少女とオンラインのビデオゲームを通して知り合い、ゲーマーの交流アプリ「Discord」でチャットするようになった。しかし3~4か月間のやりとりを続けた後、少女はスキナーとの交流を絶とうとしたようだ。少女はこれまでもスキナーに会いたいなどとは一切思っていなかったという。
これに逆上したのか、スキナーはニュージーランドからオーストラリア経由で米ロサンゼルスに飛び、ワシントンDCへと入った。そこから長距離バス「Greyhound bus(グレイハウンドバス)」を使ってバージニア州リッチモンドまでやって来た。
6月22日、バージニア州グーチランド郡の少女の家に到着したスキナーは、米入国後に購入したナイフと粘着テープ、催涙スプレーを所持し、少女宅の裏口にあるドアをレンガで割って侵入を試みた。
当時、家には少女の母親と娘2人がおり、母親はスキナーに銃を所持していることを伝え、数回警告した。しかしスキナーが侵入を止めなかったことから母親は2発銃弾を放ち、そのうちの1発がスキナーの首に命中した。その後スキナーは病院へ搬送されたという。
グーチランド郡警察によると、この母親は娘がスキナーとネット上で交流していたことを知らなかったようだ。スキナーは今も入院中のため逮捕には至っていないが、少女からもう話したくないと言われていたにもかかわらず勝手な思い込みでアメリカまで飛び、凶器を所持して少女宅に侵入を試みた罪で、容態の経過を見て同郡警察はスキナーを逮捕・起訴する方針だ。
この件を知ったニュージーランド警察は、必要があれば米警察と協力する旨をすでに伝えているという。スキナーのニュージーランドの詳しい住所は明かされていないが、ニュージーランド警察はスキナーの家族に連絡を取り領事支援をオファーしたと述べている。
少女宅から数軒離れたところに住んでいるブライアン・シルベスターさんは、事件についてこのように話した。
「引き金を引いた時の決断は容易ではないと思うが、母親が相手を撃って良かった。そうでなければ少女や家族が襲われていただろうから。この辺に住む人なら、侵入者とわかれば誰にでも容赦なく銃を向けると思う。誰かの家に押し入ろうとするなら、撃たれるのを覚悟で防弾チョッキぐらいは着るべきだね。」
このニュースを知った人からは「アメリカに来たんだから、このぐらいの結果は覚悟しておかないと」「命を失いにアメリカまで来たようなもんだな」「このニュースに関しては母親が銃を持っていて本当に良かったって思う」「この男、少女を誘拐するつもりだったんだよね。お母さん、よくやったわ」「でもこれって少女が家の住所を男に言っていたってこと!?」「もうこうなったら、命が助からないほうがいいかも」「この状況こそまさに『アメリカへようこそ!』だよね」といった声があがっている。
画像は『KUTV 2018年6月26日付「Man who met Virginia girl online was shot by her mother trying to break into their home」(New Zealand Passport Office/ Goochland County Sheriff’s Office via AP)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
ニュージーランド在住のトロイ=ジョージ・スキナー(25歳)は、米バージニア州に住む14歳の少女とオンラインのビデオゲームを通して知り合い、ゲーマーの交流アプリ「Discord」でチャットするようになった。しかし3~4か月間のやりとりを続けた後、少女はスキナーとの交流を絶とうとしたようだ。少女はこれまでもスキナーに会いたいなどとは一切思っていなかったという。
これに逆上したのか、スキナーはニュージーランドからオーストラリア経由で米ロサンゼルスに飛び、ワシントンDCへと入った。そこから長距離バス「Greyhound bus(グレイハウンドバス)」を使ってバージニア州リッチモンドまでやって来た。
6月22日、バージニア州グーチランド郡の少女の家に到着したスキナーは、米入国後に購入したナイフと粘着テープ、催涙スプレーを所持し、少女宅の裏口にあるドアをレンガで割って侵入を試みた。
当時、家には少女の母親と娘2人がおり、母親はスキナーに銃を所持していることを伝え、数回警告した。しかしスキナーが侵入を止めなかったことから母親は2発銃弾を放ち、そのうちの1発がスキナーの首に命中した。その後スキナーは病院へ搬送されたという。
グーチランド郡警察によると、この母親は娘がスキナーとネット上で交流していたことを知らなかったようだ。スキナーは今も入院中のため逮捕には至っていないが、少女からもう話したくないと言われていたにもかかわらず勝手な思い込みでアメリカまで飛び、凶器を所持して少女宅に侵入を試みた罪で、容態の経過を見て同郡警察はスキナーを逮捕・起訴する方針だ。
この件を知ったニュージーランド警察は、必要があれば米警察と協力する旨をすでに伝えているという。スキナーのニュージーランドの詳しい住所は明かされていないが、ニュージーランド警察はスキナーの家族に連絡を取り領事支援をオファーしたと述べている。
少女宅から数軒離れたところに住んでいるブライアン・シルベスターさんは、事件についてこのように話した。
「引き金を引いた時の決断は容易ではないと思うが、母親が相手を撃って良かった。そうでなければ少女や家族が襲われていただろうから。この辺に住む人なら、侵入者とわかれば誰にでも容赦なく銃を向けると思う。誰かの家に押し入ろうとするなら、撃たれるのを覚悟で防弾チョッキぐらいは着るべきだね。」
このニュースを知った人からは「アメリカに来たんだから、このぐらいの結果は覚悟しておかないと」「命を失いにアメリカまで来たようなもんだな」「このニュースに関しては母親が銃を持っていて本当に良かったって思う」「この男、少女を誘拐するつもりだったんだよね。お母さん、よくやったわ」「でもこれって少女が家の住所を男に言っていたってこと!?」「もうこうなったら、命が助からないほうがいいかも」「この状況こそまさに『アメリカへようこそ!』だよね」といった声があがっている。
画像は『KUTV 2018年6月26日付「Man who met Virginia girl online was shot by her mother trying to break into their home」(New Zealand Passport Office/ Goochland County Sheriff’s Office via AP)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)