海外で活躍する人々の中に日本人の名前を見つけると嬉しく感じる人もいるのではないだろうか。このほど米ニューヨークで毎年恒例となっているホットドッグの早食い選手権が開催され、女性部門で須藤美貴さんが優勝した。『New York Post』『Fox News』『Las Vegas Review-Journal』など多くの米メディアが称賛をもって彼女のことを伝えている。
今月4日のアメリカ独立記念日に開催された『ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権』は、NYブルックリンにある「ネイサンズ・フェイマス・ホットドッグ(Nathan’s Famous Hot Dogs)」が主催するホットドッグの早食い大会である。
同大会は今年もアメリカのスポーツチャンネル『ESPN』でライブ放送されるほど、知名度の高いことでも知られる。ルールはいたってシンプルで、10分間でもっとも多くホットドッグを食べた人が優勝となる。今年の優勝者は、男性部門ではアメリカ人のジョーイ・チェスナットさん(Joey Chestnut、34)さん、そして女性部門では須藤美貴さん(32)だった。
須藤さんは2014年に初めて優勝してから、今年でなんと5連覇となる。この日、須藤さんは各地の厳しい予選を勝ち抜いてきた19人の選手とともに勝負に挑んだ。
そんな須藤さんのホットドッグの食べ方にはコツがあるようだ。バンズとソーセージを分けて口に入れるのだが、バンズは少し水に浸した後に握りつぶし、小さく丸めたものを口に放り込んでいる。それはまるでバンズを飲み込んでいるかのようにも見える。
そして37個のホットドッグを平らげ、見事優勝した。ちなみに昨年の記録は41個だったが、彼女は記者団のインタビューに対してこのように語っている。
「自己ベストや昨年の記録を超えることは考えていなかったわ。 優勝は優勝よ! それに今日は他の選手も全体的に食べた数が少なかったかも…。たぶん暑さのせいかもね。それでも8個目を食べている時、他の選手と差をつけたことを確信して『大丈夫! 私はやった!』って思ったわ。」
当日の気温は28度ほどだったが湿度が高かったため体感温度は33度くらいに感じられたと言い、他の選手も頭から水を被ったりしていた。そのような厳しい状況の中、優勝した須藤さんは賞金10,000ドル(約1,106,000円)を獲得した。
ちなみに須藤さんは、日本人の父親とヨーロッパ系アメリカ人の母親のもとニューヨークで生まれ、5歳の時から家族とともに日本に7年間住んでいた。アメリカ国籍の日系アメリカ人として現在はラスベガスに住んでいる。来年もまた優勝を飾り、多くの海外メディアを「Miki Sudo」の名で賑わせてくれるのではないだろうか。
画像は『Miki Sudo 2018年7月4日付Instagram「Chillin at the top of the Empire State Building with my latest piece of hardware.」』『Las Vegas Review-Journal 2018年7月4日付「Las Vegas’ Miki Sudo wins 5th straight Nathan’s hot dog contest」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
今月4日のアメリカ独立記念日に開催された『ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権』は、NYブルックリンにある「ネイサンズ・フェイマス・ホットドッグ(Nathan’s Famous Hot Dogs)」が主催するホットドッグの早食い大会である。
同大会は今年もアメリカのスポーツチャンネル『ESPN』でライブ放送されるほど、知名度の高いことでも知られる。ルールはいたってシンプルで、10分間でもっとも多くホットドッグを食べた人が優勝となる。今年の優勝者は、男性部門ではアメリカ人のジョーイ・チェスナットさん(Joey Chestnut、34)さん、そして女性部門では須藤美貴さん(32)だった。
須藤さんは2014年に初めて優勝してから、今年でなんと5連覇となる。この日、須藤さんは各地の厳しい予選を勝ち抜いてきた19人の選手とともに勝負に挑んだ。
そんな須藤さんのホットドッグの食べ方にはコツがあるようだ。バンズとソーセージを分けて口に入れるのだが、バンズは少し水に浸した後に握りつぶし、小さく丸めたものを口に放り込んでいる。それはまるでバンズを飲み込んでいるかのようにも見える。
そして37個のホットドッグを平らげ、見事優勝した。ちなみに昨年の記録は41個だったが、彼女は記者団のインタビューに対してこのように語っている。
「自己ベストや昨年の記録を超えることは考えていなかったわ。 優勝は優勝よ! それに今日は他の選手も全体的に食べた数が少なかったかも…。たぶん暑さのせいかもね。それでも8個目を食べている時、他の選手と差をつけたことを確信して『大丈夫! 私はやった!』って思ったわ。」
当日の気温は28度ほどだったが湿度が高かったため体感温度は33度くらいに感じられたと言い、他の選手も頭から水を被ったりしていた。そのような厳しい状況の中、優勝した須藤さんは賞金10,000ドル(約1,106,000円)を獲得した。
ちなみに須藤さんは、日本人の父親とヨーロッパ系アメリカ人の母親のもとニューヨークで生まれ、5歳の時から家族とともに日本に7年間住んでいた。アメリカ国籍の日系アメリカ人として現在はラスベガスに住んでいる。来年もまた優勝を飾り、多くの海外メディアを「Miki Sudo」の名で賑わせてくれるのではないだろうか。
画像は『Miki Sudo 2018年7月4日付Instagram「Chillin at the top of the Empire State Building with my latest piece of hardware.」』『Las Vegas Review-Journal 2018年7月4日付「Las Vegas’ Miki Sudo wins 5th straight Nathan’s hot dog contest」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)