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【海外発!Breaking News】脳卒中を起こした高齢女性を動画撮影 SNSに投稿した施設スタッフ3名逮捕(米)

TechinsightJapan 2018年7月12日 16時30分

介護施設および老人ホームのスタッフは利用者や高齢者を労わるべき存在であるはずだが、このほどアメリカで悲しい事件が起こった。老人ホームに入居していた高齢女性が脳卒中で倒れた後、助けることもなくスタッフ3人が動画を撮影しSNSに投稿していたのである。『AJC.com』『Metro』などが伝えた。

米ジョージア州ジェファーソン郡にある老人ホーム「Bentley Senior Living Facility(ベントレー老人生活施設)」に入居していた障がいを抱える女性(76歳)が突然、脳卒中を起こして倒れた。

しかしスタッフのジョーデン・ラナー・ブルース(21歳)、マイア・ジャナイ・モス(21歳)、リセス・ジョセリン・セルヴァンティス・ラミレス(19歳)は、苦しむ女性を助けることもなく動画を撮影し、それをSnapchat(スナップチャット)に「The End(命尽きる)」とキャプション付きで投稿したのだ。

ジェファーソン郡警察によると、ホスピスの看護師が到着するまで時間があったようで、その間3人は倒れた女性の容態をしっかり監視しておかなければならない立場にありながらそれを無視し、撮影中のカメラに向かって中指を立て、卑語を発していたという。そのうちの1人は電子タバコまで吸っていたことが明らかになっている。

この時の動画を見た別の同僚が警察へ通報、6月22日に逮捕された3人は障がいを抱える高齢者を不当に扱った罪に問われている。高齢者や介護が必要な人へのこうした虐待はあとを絶たない。なお今年3月には、英ティーズサイドにある老人ホームでアルツハイマーと関節炎を患う83歳女性の転倒した姿を施設スタッフが動画撮影後にSnapchatでシェアし、後に解雇された。

画像は『Metro 2018年7月9日付「Care home workers ‘Snapchatted woman, 76, having stroke and captioned it “The End”」(Picture: Jefferson PD)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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