インドネシアでこのほど、ある住民がワニに食べられて息を引き取った。これに地域住民らが団結してワニを生け捕りし、食べられてしまった仲間の仕返しにと大量虐殺するという出来事が起こった。“復讐”で殺されたワニは全部で292頭に上るという。『Mirror』などが伝えている。
インドネシアの西パプア州で7月13日、ある村の住民ひとりがワニに襲われて死亡した。これに激怒した住民らは団結し翌14日、ワニへ復讐するためビジネスマンのソロン・レジェンシーさんが所有する敷地内へと侵入し、私有地である池から体長2メートルほどのワニを次々と生け捕りにした。
住民らによりロープで縛られ水中から引きずり出されたワニは、斧や鉈などの道具でメッタ打ちにされた。その光景を取り囲むように多くの住民が見ているが、誰一人ワニへの行為を止める者はいないようだ。警察官が現場に駆けつけるも、ヒートアップした群衆の虐殺行為を止めることなどできず、積み重なったワニの死骸をなす術もなく見ているだけであった。
住民のひとりイーノス・バーマラさんは「地域の仲間がワニに食べられたんだ。皆でワニを襲う決心をした。全て自発的行為によるものだ」と話したという。目撃者によると、殺されたワニは292頭に上ったそうだ。しかしながら、住民を襲ったワニがこの中の1頭なのか、野生のワニなのかは不明ということだ。
このニュースを知った人からは「群衆のパワーっていうのは抑制が効かないからね。でもこういうことをすると、国としての評価が下がって無教育と思われることになるよ」「こんな虐殺行為は凶悪だ。なんらかの罰を与えるべきだと思う」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年7月15日付「Angry mob beats hundreds of crocodiles to death in revenge attack after villager was eaten」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
インドネシアの西パプア州で7月13日、ある村の住民ひとりがワニに襲われて死亡した。これに激怒した住民らは団結し翌14日、ワニへ復讐するためビジネスマンのソロン・レジェンシーさんが所有する敷地内へと侵入し、私有地である池から体長2メートルほどのワニを次々と生け捕りにした。
住民らによりロープで縛られ水中から引きずり出されたワニは、斧や鉈などの道具でメッタ打ちにされた。その光景を取り囲むように多くの住民が見ているが、誰一人ワニへの行為を止める者はいないようだ。警察官が現場に駆けつけるも、ヒートアップした群衆の虐殺行為を止めることなどできず、積み重なったワニの死骸をなす術もなく見ているだけであった。
住民のひとりイーノス・バーマラさんは「地域の仲間がワニに食べられたんだ。皆でワニを襲う決心をした。全て自発的行為によるものだ」と話したという。目撃者によると、殺されたワニは292頭に上ったそうだ。しかしながら、住民を襲ったワニがこの中の1頭なのか、野生のワニなのかは不明ということだ。
このニュースを知った人からは「群衆のパワーっていうのは抑制が効かないからね。でもこういうことをすると、国としての評価が下がって無教育と思われることになるよ」「こんな虐殺行為は凶悪だ。なんらかの罰を与えるべきだと思う」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年7月15日付「Angry mob beats hundreds of crocodiles to death in revenge attack after villager was eaten」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)