デビュー40周年のサザンオールスターズとメジャー1stシングル『ワタリドリ/Dracula La』(2015年3月18日)から3年が過ぎた[ALEXANDROS]が、7月20日放送の『ミュージックステーション』に出演した。経歴はベテランと若手ほど違う2バンドが、それぞれの味を生かしたサウンドで良いコントラストになった。
全7組が出演するなか、6番手に[ALEXANDROS](愛称・ドロス)が登場して福士蒼汰主演映画『BLEACH』(7月20日公開)の主題歌『Mosquito Bite』を披露した。応援に駆けつけた福士蒼汰が「めちゃくちゃカッコよくて、主題歌としてガソリンとエンジンを積んでくれたみたいな感じです」というように、ドライブ感溢れるパワフルなロックナンバーである。
作詞・作曲を担当する川上洋平(ボーカル/ギター)は9歳~14歳までシリアのインターナショナルスクールに通っていたので、中東訛りの英語が話せる。前作『KABUTO』のように全編英語による歌詞の作品もあるなか、『Mosquito Bite』は一部のフレーズだけ日本語なのが印象的だ。
ドロスのタイトなパフォーマンスが終わると、約3年ぶりに『Mステ』出演となるサザンオールスターズがトリを務め、公開中の映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』と三ツ矢サイダーのCMにも起用されている『壮年JUMP』をメドレーでパフォーマンスする。
桑田佳祐はステージ前に、タモリとのトークで『壮年JUMP』について「タモリさんにとってアイドルは吉永小百合さんだと思いますが、青春や人生においてアイドル的な存在がいないと味気ない」との趣旨で内容を説明した。
タモリが「桑田君にとってアイドルは?」と聞けば「内山田洋とクール・ファイブ時代の前川清さん。アイドルというかカリスマですね」と答え、前川清の独特なビブラートを真似るとタモリと2人で「あの歌い方は今までなかったよね」と盛り上がった。
桑田は「ブルースフィーリングのようなものを、エリック・クラプトンより先に前川清さんから教わった」というように、彼の作品や歌い方には洋楽だけでなく歌謡曲のエッセンスが光る。
企業マンの苦労や悲哀を歌った『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』や年齢を気にせず人生を謳歌しようと思わせるポップチューン『壮年JUMP』とも、盤石のバンド演奏に乗せて何より桑田自身が楽しんで歌うから自然と引き込まれていくのだ。
ドロスの川上洋平は桑田佳祐・原由子・関口和之と同じ青山学院大学出身である。サザンはそうした意味でも先輩であり、彼もそのステージを目の当たりにして刺激を受けたことだろう。
画像は『[ALEXANDROS] 2018年7月20日付Twitter「Mステ出演してきました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
全7組が出演するなか、6番手に[ALEXANDROS](愛称・ドロス)が登場して福士蒼汰主演映画『BLEACH』(7月20日公開)の主題歌『Mosquito Bite』を披露した。応援に駆けつけた福士蒼汰が「めちゃくちゃカッコよくて、主題歌としてガソリンとエンジンを積んでくれたみたいな感じです」というように、ドライブ感溢れるパワフルなロックナンバーである。
作詞・作曲を担当する川上洋平(ボーカル/ギター)は9歳~14歳までシリアのインターナショナルスクールに通っていたので、中東訛りの英語が話せる。前作『KABUTO』のように全編英語による歌詞の作品もあるなか、『Mosquito Bite』は一部のフレーズだけ日本語なのが印象的だ。
ドロスのタイトなパフォーマンスが終わると、約3年ぶりに『Mステ』出演となるサザンオールスターズがトリを務め、公開中の映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』と三ツ矢サイダーのCMにも起用されている『壮年JUMP』をメドレーでパフォーマンスする。
桑田佳祐はステージ前に、タモリとのトークで『壮年JUMP』について「タモリさんにとってアイドルは吉永小百合さんだと思いますが、青春や人生においてアイドル的な存在がいないと味気ない」との趣旨で内容を説明した。
タモリが「桑田君にとってアイドルは?」と聞けば「内山田洋とクール・ファイブ時代の前川清さん。アイドルというかカリスマですね」と答え、前川清の独特なビブラートを真似るとタモリと2人で「あの歌い方は今までなかったよね」と盛り上がった。
桑田は「ブルースフィーリングのようなものを、エリック・クラプトンより先に前川清さんから教わった」というように、彼の作品や歌い方には洋楽だけでなく歌謡曲のエッセンスが光る。
企業マンの苦労や悲哀を歌った『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』や年齢を気にせず人生を謳歌しようと思わせるポップチューン『壮年JUMP』とも、盤石のバンド演奏に乗せて何より桑田自身が楽しんで歌うから自然と引き込まれていくのだ。
ドロスの川上洋平は桑田佳祐・原由子・関口和之と同じ青山学院大学出身である。サザンはそうした意味でも先輩であり、彼もそのステージを目の当たりにして刺激を受けたことだろう。
画像は『[ALEXANDROS] 2018年7月20日付Twitter「Mステ出演してきました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)