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【エンタがビタミン♪】玉置浩二『田園』 ビートたけしからミセス大森元貴まで世代を超えて影響

TechinsightJapan 2018年7月30日 19時22分

玉置浩二が安全地帯時代も含めて自身最大のヒット作という『田園』(作詞:玉置浩二・須藤晃 作曲:玉置浩二)は、1996年7月21日にリリースしたソロ11枚目シングルだ。また、玉置もキャストを務めた浅野温子主演ドラマ『コーチ』(1996年7月期)の主題歌でもある。当時、ドラマを見て「サバカレー」を買った人も多いのではないか。

『田園』が発売されておよそ22年となる7月14日、TBS系音楽特番『音楽の日』で様々なアーティストや著名人に「心に残る“アノ日の歌”」を聞いたインタビュー映像を流した。

そのなかでビートたけし(71)が「玉置浩二の『田園』がすごい好きで…」と明かした。

彼は1994年8月に原付バイクで自損事故を起こし、重傷を負って生死の境を彷徨う。一命をとりとめたものの「マスコミに叩かれて。映画も撮れなくなって視聴率も悪くなって『たけし終わりだな』って言われた時に、落ち込んだ時によく聴いて酒を飲んだ」という曲が『田園』なのだ。

とにかく歌詞が好きで『生きていくんだ それでいいんだ』と繰り返しながら、「焼酎飲んで浅草でやってたんだから、それに戻っただけだ」「どうせこんなもんだと、納得できた歌だよね」と話している。

また、7月29日にテレビ朝日系で放送された音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』でアーティストゲスト3組を迎えるなか、「世代じゃないけど影響を受けた音楽」について聞いた。

Mrs. GREEN APPLE(通称、ミセス)の大森元貴(21)が玉置浩二の『田園』を挙げ「赤ちゃんの時に泣いたら、親がとりあえず聞かせていたみたいです」という。『田園』が流れると泣き止んだそうである。

大森元貴は1996年9月14日生まれなので、まさに『田園』がヒットしていた頃に赤ちゃんながらリアルタイムで浴びるように聞いていたのだ。彼が「自分の中に田園がルーツとして生きている」という感覚も分かる気がする。

ミセスではボーカルとギターを担当して楽曲の作詞・作曲を手掛ける大森。大人になってから玉置浩二を見て、ボーカリストとしての能力と歌唱力の凄さに衝撃を受けた。それまで楽曲作りを優先して考えていたのが「歌も大事なんだと思うようになった」という。

少し遡るが、2014年7月9日にTBS系で放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン 2時間SP』で、普段からアーティストの生歌を聞いている音響スタッフ、ミキサー、ボイストレーナーなど音楽のプロ200人に『一番歌が上手いのは誰?』とアンケートを取った。

1位になったのが玉置浩二で、その理由には「歌に感動させる力がある」「言葉の伝え方が日本一」「並外れた歌唱力」というものがあり、ビートたけしやミセス大森が語ったものと通じるところがある。『田園』は素晴らしい楽曲だが、やはり玉置浩二が歌ってこそ真の魅力が伝わるのだろう。

現在59歳になる玉置浩二。タレントで妻の青田典子が7月20日にインスタで「スタッフの皆さんが、結婚記念日8周年のお祝いをしてくださいました」とケーキを前に微笑むツーショットを公開した。プライベートも充実しているようで、まだまだ圧倒的な歌声を聞かせてくれそうだ。

画像2枚目は『青田典子 2018年7月20日付Instagram「スタッフの皆さんが、結婚記念日8周年のお祝いをしてくださいました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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