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【エンタがビタミン♪】『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督、父親からの“感謝のメール”にちょっとだけ泣く

TechinsightJapan 2018年7月31日 15時0分

話題の映画『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が、自身のツイッターで離れて暮らす両親の心温まるエピソードを報告している。6月に東京都内のミニシアター2館で公開が始まった息子の映画を、ひとりでも多くの人に観てもらいたいと奮闘した母親に、上田監督も「ちょっとだけ泣いた」と胸が熱くなったようだ。

全国100館以上で拡大公開されることが明らかになった、インディペンデント映画『カメラを止めるな!』。8月3日には、TOHOシネマズ日比谷で「“感染”拡大公開御礼舞台挨拶」が予定されている。制作費わずか300万円、キャスト全員が無名の俳優という同作品の快進撃はまだまだ止まりそうにないのだ。

脚本、編集も手掛けた上田慎一郎監督は、滋賀県長浜市出身の34歳。少年時代から映画好きで、中学生の頃には自主映画を撮っていたという。地元の高校卒業後「ハリウッドでは英語が必要」と大阪の語学専門学校に入学するも、数か月ほどで中退。今度は“宇宙一の映画監督”になるにはやはり東京へ行かなければ―とヒッチハイクで上京するも、詐欺に遭い数百万円の借金を背負ってしまう。一時はホームレス同然の生活を送り、20代半ばまでは映画制作から遠ざかっていたそうだ。

30日の『上田慎一郎(shin0407)ツイッター』では、「今日、両親が京都で『カメラを止めるな!』を観て来たそうだ」とつぶやいている。地元では上映している映画館が無かったのだろうが、それでも彼の母親は今回で同作品を観るのは3回目だという。そして父親から「お母さんは話題になるずっと前から田舎町でこの映画のビラを配っていた。東京の知り合いにお知らせ下さい、と。お母さんを喜ばせてくれてありがとう」とメールがあったそうだ。散々心配をかけたであろう父親からまさかの感謝の言葉に、上田監督は「ちょっとだけ泣いた。ちょっとだけな!!」と照れた様子だった。

フォロワーの中には「お母様が田舎町で配られていたビラをうちの母が貰ってきてましたよ~」という人や、上田監督の両親のエピソードに「いい話すぎて全力で泣きました…。親孝行ですね」「私自身なんの親孝行も出来ないまま亡くしてしまったので、羨ましくもあります」といったコメントが届いている。

画像は『映画「カメラを止めるな!」公式 2018年7月28日付Twitter「\\全国100館突破//」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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