子供に度が過ぎたイタズラを仕掛け、その動画を投稿するYouTuberは常にネット上で批判の対象となるが、このほど米ネバダ州に住むYouTuberの父親が、下剤を混ぜたアイスを我が子2人に食べさせ、その後痛みに苦しみ泣く子供たちの姿を投稿した。この動画は削除されているが、他にも不快な動画を投稿していたことから、YouTube側はこの父親のチャンネルを一時的に凍結した。『Metro』などが伝えている。
ネバダ州に住むコルデロ・ジェームズ・ブレイディさん(29歳)は、YouTubeで「CJ SO COOL」というアカウントで動画を配信し、チャンネルを広告会社に売って収益を得ている。閲覧回数の多い人気のYouTuberといったところだが、このほど2016年に投稿された動画が再びメディアで取り上げられた。
ブレイディさんは、パートナーのロイヤリティ・ジョンソンさん(28歳)との間にもうけた4人の子供たちに頻繁にイタズラを仕掛けてYouTubeへ投稿してきたが、問題の動画はイタズラにしては度を過ぎたものだった。ブレイディさんは2人の子供たちに内緒でアイスクリームに下剤「Pedia-Lax」を混ぜ、それを食べさせた後に子供たちが腹痛を訴える姿を動画に収めたのである。
何も知らずに食べた子供たちは、90分後に泣きながらトイレに駆け込んだ。苦痛に顔を歪めながらトイレのドアを閉めようとする子供たちを遮って、ブレイディさんはそのまま動画を撮影し続けた。涙を流しながら腹痛を訴える息子に、ブレイディさんは笑いながら「あれまぁ、お腹が壊れちゃったのかな」という声も収められている。
ブレイディさんはこの動画以外にも、不快感を煽るとしていくつかの動画を削除されていた。中には子供の寝室で花火を上げて、寝ている子供たちの泣き叫ぶ姿を見ながら「花火を銃だと思ってるぞ」と笑っている動画や、娘の1人に溺れたフリをさせてパートナーのロイヤリティさんに「プールで子供が溺れている!」と騙している動画、さらにロイヤリティさんの流産後すぐの姿やその傷跡を投稿しているものもあった。そしてロイヤリティさん自身もブレイディさんを騙すため、息子に鉛筆が目に突き刺さったフリをさせたりと度が過ぎるイタズラ動画の投稿があとを絶たなかったようだ。
テキサス州に拠点を置く反児童虐待慈善団体「Bulldog Solution(ブルドッグ・ソリューション)」の設立者コートニー・ピーグラム医師は、閲覧数を稼ぐために下剤を子供に飲ませる動画を投稿する行為について「児童虐待に他ならない」と断言している。
「子供を危険に晒して傷つけ、子供たちを互いにいじめさせている行為は非常に不快です。親として不適切な態度を子供に示しているだけでなく、笑いのために互いを傷つけることは構わないと子供たちに教えているのです。」
なおYouTube側は「未成年者を危険に晒す内容は受け入れ難いものである。我々は児童を危険に晒したり、有害で危険な内容の投稿を禁じる厳しいポリシーを設けている。違反した内容の投稿を見つけ次第、すぐに削除する所存だ」と述べている。しかしながら問題となった2016年の動画が削除されたのは、つい先週のことである。このケースはネバダ州クラーク郡児童保護サービスが同郡警察と合同で捜査を進めており、刑事事件として検察局にも捜査内容が提出されていたことを同郡警察は認めているものの、捜査に進展があるのか否かについては児童保護サービス側が「コメントできない」と述べている。
このニュースを知った人からは「とんでもない親だな。こんな親からは子供たちを取り上げるべきだろう」「成長しきれない子供のような男が父親になったんだな」「下剤を使って実際に子供たちを傷つけているんだから、これは虐待でしょう。愚か者もいいところね」「警察もさっさと逮捕して、この男を刑務所に入れろ」「なんてレベルの低い父親なの」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年8月2日付「Dad filmed himself giving kids laxatives then crying in pain for YouTube hits」(Picture: YouTube/CJ So Cool)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
ネバダ州に住むコルデロ・ジェームズ・ブレイディさん(29歳)は、YouTubeで「CJ SO COOL」というアカウントで動画を配信し、チャンネルを広告会社に売って収益を得ている。閲覧回数の多い人気のYouTuberといったところだが、このほど2016年に投稿された動画が再びメディアで取り上げられた。
ブレイディさんは、パートナーのロイヤリティ・ジョンソンさん(28歳)との間にもうけた4人の子供たちに頻繁にイタズラを仕掛けてYouTubeへ投稿してきたが、問題の動画はイタズラにしては度を過ぎたものだった。ブレイディさんは2人の子供たちに内緒でアイスクリームに下剤「Pedia-Lax」を混ぜ、それを食べさせた後に子供たちが腹痛を訴える姿を動画に収めたのである。
何も知らずに食べた子供たちは、90分後に泣きながらトイレに駆け込んだ。苦痛に顔を歪めながらトイレのドアを閉めようとする子供たちを遮って、ブレイディさんはそのまま動画を撮影し続けた。涙を流しながら腹痛を訴える息子に、ブレイディさんは笑いながら「あれまぁ、お腹が壊れちゃったのかな」という声も収められている。
ブレイディさんはこの動画以外にも、不快感を煽るとしていくつかの動画を削除されていた。中には子供の寝室で花火を上げて、寝ている子供たちの泣き叫ぶ姿を見ながら「花火を銃だと思ってるぞ」と笑っている動画や、娘の1人に溺れたフリをさせてパートナーのロイヤリティさんに「プールで子供が溺れている!」と騙している動画、さらにロイヤリティさんの流産後すぐの姿やその傷跡を投稿しているものもあった。そしてロイヤリティさん自身もブレイディさんを騙すため、息子に鉛筆が目に突き刺さったフリをさせたりと度が過ぎるイタズラ動画の投稿があとを絶たなかったようだ。
テキサス州に拠点を置く反児童虐待慈善団体「Bulldog Solution(ブルドッグ・ソリューション)」の設立者コートニー・ピーグラム医師は、閲覧数を稼ぐために下剤を子供に飲ませる動画を投稿する行為について「児童虐待に他ならない」と断言している。
「子供を危険に晒して傷つけ、子供たちを互いにいじめさせている行為は非常に不快です。親として不適切な態度を子供に示しているだけでなく、笑いのために互いを傷つけることは構わないと子供たちに教えているのです。」
なおYouTube側は「未成年者を危険に晒す内容は受け入れ難いものである。我々は児童を危険に晒したり、有害で危険な内容の投稿を禁じる厳しいポリシーを設けている。違反した内容の投稿を見つけ次第、すぐに削除する所存だ」と述べている。しかしながら問題となった2016年の動画が削除されたのは、つい先週のことである。このケースはネバダ州クラーク郡児童保護サービスが同郡警察と合同で捜査を進めており、刑事事件として検察局にも捜査内容が提出されていたことを同郡警察は認めているものの、捜査に進展があるのか否かについては児童保護サービス側が「コメントできない」と述べている。
このニュースを知った人からは「とんでもない親だな。こんな親からは子供たちを取り上げるべきだろう」「成長しきれない子供のような男が父親になったんだな」「下剤を使って実際に子供たちを傷つけているんだから、これは虐待でしょう。愚か者もいいところね」「警察もさっさと逮捕して、この男を刑務所に入れろ」「なんてレベルの低い父親なの」といった声があがっている。
画像は『Metro 2018年8月2日付「Dad filmed himself giving kids laxatives then crying in pain for YouTube hits」(Picture: YouTube/CJ So Cool)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)