俳優・中村倫也が8月1日に自身初となる作品集『童詩』を発売した。約5年間にわたり月刊インタビュー誌『+act.(プラスアクト)』で撮影した未公開ショットを含む様々な姿やインタビュー、さらに撮り下ろし写真など盛りだくさんな一冊となった。
彼は発売日に『中村倫也オフィシャルブログ』で「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい…そんな人間に、役者に、僕はなりたい」といった想いを込めて『童詩(わらべうた)』という書名にしたことを明かしている。
「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」というが、いろいろな“中村倫也”が詰まっており、それを表現しようとしたら「造語」になったのだろう。
オールカラー、全208ページで重さは1kg弱に及ぶ。マネージャーはそれを手にして「百科事典」と呼んだところ、彼は「なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」と納得していた。
2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした彼は、これまでに数々の作品に出演しているが、最近では映画『孤狼の血』(2018年5月12日公開)、4月期に日本テレビ系で放送されたドラマ『崖っぷちホテル!』、Hulu×HBO Asia共同製作ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』そしてNHK連続テレビ小説『半分、青い。』がある。
なかでも『崖っぷちホテル!』で務めた競艇好きな料理長・江口竜二の意識が次第に変わっていく演技が印象的だった。ところがその後で上野樹里が出演するCM『ダイワハウスD-room「朝」篇』に登場するゾンビ映画を怖がる気弱な夫を演じているのが中村倫也だと知って記者は唖然とした。とても同一人物とは思えなかったのだ。
その体験で彼が「カメレオン俳優」と評される理由が分かったものの、中村倫也自身は「ミミックオクトパス俳優(またはヒョウモンダコ俳優)」と呼ばれたいらしい。そんなところも魅力の1つである。
画像2枚目は『中村倫也 2018年6月20日付オフィシャルブログ「本。当。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
彼は発売日に『中村倫也オフィシャルブログ』で「いくつになっても童心を忘れず、楽しみながら詩を歌いたい…そんな人間に、役者に、僕はなりたい」といった想いを込めて『童詩(わらべうた)』という書名にしたことを明かしている。
「この造語はただのタイトルではなく、生き様の宣言になるような言葉を選んでつけました。僕らしく、一筋縄ではいかない、めんどくさいタイトル、心底気に入っております。笑」というが、いろいろな“中村倫也”が詰まっており、それを表現しようとしたら「造語」になったのだろう。
オールカラー、全208ページで重さは1kg弱に及ぶ。マネージャーはそれを手にして「百科事典」と呼んだところ、彼は「なるほど、この分厚さに15万字という文字数を見れば、確かに中村倫也の解体新書なのかもしれません」と納得していた。
2005年に映画『七人の弔』で俳優デビューした彼は、これまでに数々の作品に出演しているが、最近では映画『孤狼の血』(2018年5月12日公開)、4月期に日本テレビ系で放送されたドラマ『崖っぷちホテル!』、Hulu×HBO Asia共同製作ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』そしてNHK連続テレビ小説『半分、青い。』がある。
なかでも『崖っぷちホテル!』で務めた競艇好きな料理長・江口竜二の意識が次第に変わっていく演技が印象的だった。ところがその後で上野樹里が出演するCM『ダイワハウスD-room「朝」篇』に登場するゾンビ映画を怖がる気弱な夫を演じているのが中村倫也だと知って記者は唖然とした。とても同一人物とは思えなかったのだ。
その体験で彼が「カメレオン俳優」と評される理由が分かったものの、中村倫也自身は「ミミックオクトパス俳優(またはヒョウモンダコ俳優)」と呼ばれたいらしい。そんなところも魅力の1つである。
画像2枚目は『中村倫也 2018年6月20日付オフィシャルブログ「本。当。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)