米ノースカロライナ州で、お腹の大きな妊婦が衣服の下に商品を隠し持っているとして万引きの疑いをかけられる出来事が起こった。『WSOC-TV』『Metro』などが伝えている。
8月10日、ノースカロライナ州パインビルにある文具店「Staples(ステイプルズ)」で、新学期に備えて文具の購入にやって来た妊婦シェリル・ベイツさんは、店内であらぬ疑いをかけられた。
シェリルさんは、商品を会計していた時に警察官が近寄り「シャツの下には何があるのか」と尋ねられた。この質問を当初ジョークだと思ったシェリルさんは「双子ですけど。34週目で男の子と女の子を妊娠しているんですよ」と答えた。しかし警察官はシェリルさんの言葉を信じず、再び同じ質問を繰り返してきたため、シェリルさんはその時点で自分が万引き犯だと疑われていると気付いた。
何度も同じ質問をされたシェリルさんはシャツを少しだけめくり、妊娠中の大きなお腹を見せた。そこで警察官は、ようやくシェリルさんが文具を購入しようとしている普通の妊婦であることを知った。
どうやらシェリルさんを万引き犯と疑い、商品をシャツの下に隠し入れて妊婦のフリをしていると思った店のマネージャーが警察に通報したようだ。誤解だとわかった後、マネージャーは「過去にそういうケースがあった」と言い訳しながらもシェリルさんに謝罪し、店側はシェリルさんが購入した商品の返金をした。後に店側はマネージャーを解雇し、「わが社では全てのお客様を歓迎し、スタッフは包括的な文化を育むため協力しあっている。しかし今回の件については、お詫び申し上げる」という声明文を発表した。
しかしシェリルさんは、他の客の前で「万引き犯」と間違われて恥をかかされたことについて怒りの声をあげている。
「私のお腹が大きいという以外はなんの証拠もなく、いきなり銃を突き付けられたも同然ですよ。あまりにも不公平だし、どんな母親もこのような思いを味わうべきではありません。妊婦であること自体リスクが高いのに、こんな対応を受けたことで全く持って必要のないストレスを強いられたのです。」
現在、シェリルさんは法的措置を検討中だという。
画像は『WSOC-TV 2018年8月13日付「Manager at Pineville Staples fired after accusing pregnant woman of shoplifting」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
8月10日、ノースカロライナ州パインビルにある文具店「Staples(ステイプルズ)」で、新学期に備えて文具の購入にやって来た妊婦シェリル・ベイツさんは、店内であらぬ疑いをかけられた。
シェリルさんは、商品を会計していた時に警察官が近寄り「シャツの下には何があるのか」と尋ねられた。この質問を当初ジョークだと思ったシェリルさんは「双子ですけど。34週目で男の子と女の子を妊娠しているんですよ」と答えた。しかし警察官はシェリルさんの言葉を信じず、再び同じ質問を繰り返してきたため、シェリルさんはその時点で自分が万引き犯だと疑われていると気付いた。
何度も同じ質問をされたシェリルさんはシャツを少しだけめくり、妊娠中の大きなお腹を見せた。そこで警察官は、ようやくシェリルさんが文具を購入しようとしている普通の妊婦であることを知った。
どうやらシェリルさんを万引き犯と疑い、商品をシャツの下に隠し入れて妊婦のフリをしていると思った店のマネージャーが警察に通報したようだ。誤解だとわかった後、マネージャーは「過去にそういうケースがあった」と言い訳しながらもシェリルさんに謝罪し、店側はシェリルさんが購入した商品の返金をした。後に店側はマネージャーを解雇し、「わが社では全てのお客様を歓迎し、スタッフは包括的な文化を育むため協力しあっている。しかし今回の件については、お詫び申し上げる」という声明文を発表した。
しかしシェリルさんは、他の客の前で「万引き犯」と間違われて恥をかかされたことについて怒りの声をあげている。
「私のお腹が大きいという以外はなんの証拠もなく、いきなり銃を突き付けられたも同然ですよ。あまりにも不公平だし、どんな母親もこのような思いを味わうべきではありません。妊婦であること自体リスクが高いのに、こんな対応を受けたことで全く持って必要のないストレスを強いられたのです。」
現在、シェリルさんは法的措置を検討中だという。
画像は『WSOC-TV 2018年8月13日付「Manager at Pineville Staples fired after accusing pregnant woman of shoplifting」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)