SNSで脚光を浴びたいがために、道徳に反する行為を撮影して投稿するユーザーも残念ながら存在する。このほどアルゼンチンで、犬を洗濯機に閉じ込めて動画撮影した飼い主が非難を浴びた。英メディア『Metro』『The Sun』などのメディアでは、飼い主はフォロワー集めのために投稿したのではないかと伝えている。
アルゼンチンのインスタグラムユーザー、タマラ・ロットマン(Tamara Rotman)という名の女性が今月初めに投稿した動画が多くのフォロワーを青ざめさせた。そこにはドラム式洗濯機の中に閉じ込められた小型犬の姿があった。
この犬はウエスト・ハイランド・ホワイトテリアで、女性が飼っている犬だった。“クコ”という名前の犬は、洗浄水は入っていないものの洗濯機のドラムが不安定に回転するため足を取られてバランスを崩し、顔をガラスの蓋に押しつけられた状態で非常に怯えた様子だった。
女性は動画に「トラウマになっちゃうかしら?」とコメントしており、この投稿には怒りを露わにした人達のコメントがあっという間に押し寄せた。しかもこの女性に対して「動物虐待で罰せられるべきだ」と呼びかける声まであがった。
あまりにも批判が殺到したことで女性は一旦インスタグラムのアカウントを削除したが、再び復活させてクコの写真2枚と芝生の上を嬉しそうに駆け回る姿やごはんをねだる愛らしい様子を捉えた動画のみを公開した。そこには今回の騒ぎになった件についての思いを綴っている。
「私達の住む社会で、その人の発言や行動の良し悪しを他人が測れるものではありません。そんなことがまかり通るなら、すべてのバランスが崩れてしまうでしょう。私はインスタグラムのアカウントを削除するかユーザーをブロックすることで、今回受けた非難を終わらせることができると思いました。」
「しかし、私の生命を脅かすような攻撃的な脅しが止むことはありませんでした。そこで最善の方法は、事実をきちんと明らかにすることだと思ったのです。」
「私はクコという犬を飼っていますが、この子を本当に愛している。家族や友人知人は、私がどれだけクコを可愛がっているかよく知っています。自分の人生をクコに捧げているといっても過言ではありません。」
「昨日、私は洗濯機の中にクコを入れた動画をアップしてしまいました。しかし多くの人が誤解しています。それは問題など無かったのですから。みなさんは私のことをよく知らないでしょう。多くの人がショックを受けたと思うけど、それは私にとって想定外のことでした。」
「私はあらかじめ洗濯機の電源が入っていないことを確かめていたのです。クコはそこには10秒も入っていませんでした。そしてすぐ洗濯機から出した瞬間まで動画を撮影して投稿したのですが、この動画を見た誰かがクコが最も悲惨に見えるように、その部分をカットして加工してからシェアしたのです。」
「私にとってこれはちょっとした茶目っ気のつもりでした。しかし、いずれにしても今回の件が酷いと思った人には心からお詫びいたします。」
この投稿には彼女のフォロワーとほぼ同じ数だけ「いいね!」が集まっており、その中には以前からのフォロワーも多く見受けられる。
画像は『tamarotman1 2018年8月12日付Instagram「Estamos en una sociedad donde nada se mide, ni lo que decimos, ni lo que hacemos, ni como actuamos.」』『The Sun 2018年8月13日付「IN A SPIN Evil Instagram user puts her pet dog in a washing machine in vile bid for more followers」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
アルゼンチンのインスタグラムユーザー、タマラ・ロットマン(Tamara Rotman)という名の女性が今月初めに投稿した動画が多くのフォロワーを青ざめさせた。そこにはドラム式洗濯機の中に閉じ込められた小型犬の姿があった。
この犬はウエスト・ハイランド・ホワイトテリアで、女性が飼っている犬だった。“クコ”という名前の犬は、洗浄水は入っていないものの洗濯機のドラムが不安定に回転するため足を取られてバランスを崩し、顔をガラスの蓋に押しつけられた状態で非常に怯えた様子だった。
女性は動画に「トラウマになっちゃうかしら?」とコメントしており、この投稿には怒りを露わにした人達のコメントがあっという間に押し寄せた。しかもこの女性に対して「動物虐待で罰せられるべきだ」と呼びかける声まであがった。
あまりにも批判が殺到したことで女性は一旦インスタグラムのアカウントを削除したが、再び復活させてクコの写真2枚と芝生の上を嬉しそうに駆け回る姿やごはんをねだる愛らしい様子を捉えた動画のみを公開した。そこには今回の騒ぎになった件についての思いを綴っている。
「私達の住む社会で、その人の発言や行動の良し悪しを他人が測れるものではありません。そんなことがまかり通るなら、すべてのバランスが崩れてしまうでしょう。私はインスタグラムのアカウントを削除するかユーザーをブロックすることで、今回受けた非難を終わらせることができると思いました。」
「しかし、私の生命を脅かすような攻撃的な脅しが止むことはありませんでした。そこで最善の方法は、事実をきちんと明らかにすることだと思ったのです。」
「私はクコという犬を飼っていますが、この子を本当に愛している。家族や友人知人は、私がどれだけクコを可愛がっているかよく知っています。自分の人生をクコに捧げているといっても過言ではありません。」
「昨日、私は洗濯機の中にクコを入れた動画をアップしてしまいました。しかし多くの人が誤解しています。それは問題など無かったのですから。みなさんは私のことをよく知らないでしょう。多くの人がショックを受けたと思うけど、それは私にとって想定外のことでした。」
「私はあらかじめ洗濯機の電源が入っていないことを確かめていたのです。クコはそこには10秒も入っていませんでした。そしてすぐ洗濯機から出した瞬間まで動画を撮影して投稿したのですが、この動画を見た誰かがクコが最も悲惨に見えるように、その部分をカットして加工してからシェアしたのです。」
「私にとってこれはちょっとした茶目っ気のつもりでした。しかし、いずれにしても今回の件が酷いと思った人には心からお詫びいたします。」
この投稿には彼女のフォロワーとほぼ同じ数だけ「いいね!」が集まっており、その中には以前からのフォロワーも多く見受けられる。
画像は『tamarotman1 2018年8月12日付Instagram「Estamos en una sociedad donde nada se mide, ni lo que decimos, ni lo que hacemos, ni como actuamos.」』『The Sun 2018年8月13日付「IN A SPIN Evil Instagram user puts her pet dog in a washing machine in vile bid for more followers」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)