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【海外発!Breaking News】マニキュアの除光液で顔に大火傷を負った7歳男児 加害者は8歳男児か(米)

TechinsightJapan 2018年8月21日 4時0分

アメリカからこのほど、マニキュアの除光液をかけられた直後に火を放たれた7歳男児のニュースが届いた。男児の母親によると、加害者は8歳の男児ということだ。『The Kansas City Star』『FOX 4 Kansas City』などが伝えている。

米ミズーリ州インディペンデンス市に住むアシュレイ・リヨンズ(Ashley Lyons)さんは今月6日、外出先でマーシー子供病院から電話がかかってきた。それは彼女の息子のジュリアン・サンドリン君(Julien Sandlin、7)が、マニキュアの除光液によって大火傷を負っているという内容だった。

ジュリアン君はこの日、集合住宅の敷地内で兄や近所の子とその母親がいる中、遊んでいた。ジュリアン君の話によると、一緒に遊んでいた8歳の男児がマニキュアの除光液をジュリアン君に浴びせ、ロウソクの火を放ったというのだ。

「やめてよ! 何するの!」とジュリアン君は抵抗したようだが、男児は火を放つことを躊躇う様子がなかったそうだ。その場には男児の母親もいたが、気付かなかったのか、間に入って止めることをしなかったという。

そして騒ぎに気付いた近隣住民が濡れタオルでジュリアン君の火傷箇所を冷やし、一旦地面に寝かせ、その後到着した救急車によって病院に搬送された。

病院から連絡をうけて駆けつけたアシュレイさんは、息子とは見分けがつかないほど顔が焼けただれている姿を見て愕然とした。そして医師から「火傷があまりにも酷かったため、顔や体の焼けただれた皮膚を削りとるため、早急に手術が必要だった」と告げられたという。

ジュリアン君は内臓にも影響が及んでしまっており、アシュレイさんはこの時の状況をこう話している。

「ジュリアンは炎を吸って鼻腔まで火傷したようです。そんなところまで火傷しているなんて思いもしませんでした。これから肺がつぶれるようなことがないか、皮膚移植が必要になるかどうかの結果が出るまで3~6か月はかかるとのことです。」

「ジュリアンにとって非常に辛い出来事でした。今回のことで私は多くの不安や怒り、そして混乱しています。しかしジュリアンはまだ7歳なのに、この現状を乗り越えようとしているのです。」

さらにジュリアン君の祖母であるビッキ・テストさんは「火傷の痕について『そんな酷い感じには見えないよ』と言って、ジュリアンを安心させなければなりません。どんな状態に見えたとしても私はジュリアンを心から愛しています」と明かしている。

アシュレイさんはインディペンデンス市警察にこの件の調査を願い出ているが、当事者2人の証言だけに頼るしかないため、故意なのか事故なのかまだはっきりしていないもようだ。

現在のアシュレイさんはクラウドファンディングの「GoFundMe」にジュリアン君の医療費を募っており、5万ドル(約550万円)の目標額に対して、21日1時現在で6万6363ドル(約730万円)が集まっている。この募金は医療費の他に現在住んでいる集合住宅から安全な場所へ引っ越しする費用にも充てがう予定とのことだ。

画像は『Ashley Lorraine Sandlin 2018年7月17日付Facebook』『The Kansas City Star 2018年8月10日付「Independence boy who ‘loves to love’ set on fire by another child, mom says」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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