Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】娘2人を殺害した母、Googleに「窒息のベストな方法」の検索履歴(米)

TechinsightJapan 2018年9月2日 16時30分

なぜ、我が子2人を手にかけなければならなかったのか。このほど、2015年と2017年に2人の実子を殺害したとして逮捕された母親のニュースがアメリカから飛び込んできた。母親は殺人罪で起訴され、高額な保釈金が設定されているという。『CBS News』などが伝えた。

アラスカ州フェアバンクスに住むステファニー・ラフォンテイン(23歳)は、8月30日に娘2人(名は公表されず)を殺害した容疑で逮捕された。

ステファニーは、当時の交際相手との間に誕生した生後4か月の女児を2015年9月に殺害した。当時フェアバンクスのアパートに住み、姓をビレッキーと名乗っていたステファニーは、9月15日の午後5時を回った頃、フェアバンクス警察に「子供が息をしていない」と通報した。女児はフェアバンクス記念病院に搬送されるも、その後死亡が確認された。女児の遺体には窒息死の特徴が示されていたにもかかわらず、この時点で警察の捜査は殺人事件とみなしておらず、死因は公的に不明としていた。

その後、2017年にステファニーは兵士と結婚し姓をラフォンテインと変え、フォート・ウェインライトの軍事基地内に暮らしていた。しかし同年11月、ステファニーにとって2人目となる子供が死亡するという悲劇が起こった。ステファニーは11月20日の午後6時半前に緊急通報し、子供が息をしていない旨を伝えた。1歳1か月の女児はフェアバンクス記念病院に搬送された後、アンカレッジのプロビデンス・メディカルセンターへ転送、しかしその4日後に死亡した。死因は、無酸素症による合併症もしくは脳への酸素が欠乏したことによる窒息死であることが判明した。このことがあってから、ステファニーの第1子の死因について不審を抱いた警察が、捜査を再開した。

そして捜査員らは、第2子が亡くなる1時間前にGoogleの検索エンジンで犯罪をほのめかす言葉をステファニーが調べていたことを突き止めた。検索では「窒息のベストな方法」「証拠なしに人を殺害する方法」「足がつかずに完全犯罪を成し遂げる方法」など複数の言葉が入力されていたようだ。

剖検と医療報告書によると、亡くなった2人の子供は健康で遺伝的疾患や病を抱えておらず、怪我もなかったという。2人目の子供の死以降、捜査を続けていた警察は今年の8月30日、ステファニーを殺人容疑で逮捕した。なおステファニーは、兵士の夫とは今年2月に離婚している。

現在、フェアバンクス刑務所に収監されているステファニーには、保釈金200万ドル(約2億2千万円)が設定され、2件の第1級および第2級殺人罪で起訴されている。このニュースを知った人からは「そういう言葉が検索できないようにサイト側も厳しくすべきだ」「今度は刑務所で『死刑判決』とググればいい」「よくもこんな残酷なことができるな。子供が要らないなら養子に出すなりなんなりすればいいだろう」「こんな奴、子供を産むな!」「なぜ!? としか言いようがない」「母親の手にかかって命を失った子供たちが本当にかわいそう。どうか安らかに」といった声があがっている。

画像は『CBS News 2018年9月1日付「Alaska mom charged with killing two daughters two years apart」(FAIRBANKS POLICE DEPARTMENT VIA AP)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

この記事の関連ニュース