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【エンタがビタミン♪】二宮和也、俳優・小泉孝太郎のスタンスに「すげえなこの人」「ああいう人になりたい」

TechinsightJapan 2018年9月5日 20時30分

嵐の二宮和也と筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一氏が9月1日に放送されたNHK Eテレ『SWITCHインタビュー 達人達』で対談を行った。以前、バラエティ番組『嵐にしやがれ』(2014年11月)に大学院生だった落合氏が出演した際、超音波により物体が浮き上がるアートを披露したことがある。それに感動した二宮が、時を経て「彼の信念が今どれくらい実現しているのかを知りたい」と望んで実現したものだ。

落合氏の睡眠時間は自宅で約3時間半寝て、後は移動中に45分ほどの仮眠を2回とるという。彼はそれが一番合っていると感じており「人類にとって2回か3回寝るのはわりと向いている」「だから日本にシエスタを導入すれば、働き方改革って結構どうにかなると思っている」という興味深い話も飛び出した。

後半は落合氏がインタビューする形で進み、俳優としての二宮和也に「役に入るタイミングはいつなのか?」と質問すると「(現場で)用意スタートって言うまでは基本的に入らない」と答えた。

たとえば自宅で支度をしながら役作りをしたり、移動中の車でセリフを繰り返して準備する人もいるだろう。二宮は本番寸前まで役に入らない理由を「恥ずかしがり屋なんだと思う」と話しはじめ、前々からセリフを覚え、役作りもして現場に入ることが「ちょっとね、まだ恥ずかしいの」という。

そのように俳優について語るなか、嵐メンバーならではの配慮を明かしている。嵐としての彼を支持してくれる人々がドラマや映画を観ることもある。そのため「リアルな社会に対して、間違った提案はしたくない」「仕方なくやってしまった犯罪など通用しないし、人を殺すことはダメなのだとちゃんと示さねばならない。間違ったことを教えるくらいならば出ない方がいい。そこを一番気を付けている」との趣旨だった。

また、主演作品では脚本や演出について自分の考えを主張することもあると言いながら「でも、あんまりよくないことだと思う」と二宮。「この間、お医者さんのドラマやって…」とTBS系の日曜劇場『ブラックペアン』を振り返った。

天才的なオペ技術を持つ主人公の外科医役だった二宮は、現場で作品を良くしようとの思いからアドリブでセリフを変えたり「もうちょっとここは差し込んだ方がいいんじゃないですか」と提案していた。

一方、共演した小泉孝太郎について「全く何にも言わない」「ずっとニコニコしながら、はい、わかりました、じゃぁそうしましょう、みたいな感じでやってる」と描写する。それを見ると「やっぱりね、そっちの方がすごいなって思っちゃうんだよね」「なんか許容量が分かんない、全然見えてこないの」というのだ。

彼が小泉に「あそこさ、ホントはああいう風にしたくないんじゃないの?」と気持ちをぶつけたところ「うん、でも監督が言ってるからね」と返ってきた。二宮はその時「あはは! すげえなこの人!」と思ったという。

二宮が「自分がこの役と関わったからこそ、これが出てきたんだ、というのは別にもういらないんだ。監督が言ってるからそうします、はーい、じゃぁそれでやってきましょう、で実際できる。ちゃんと成立させている」と感心すれば、落合氏が「ロール&レスポンスシビリティ、役割と責任がはっきり切り分けられている」と分析した。

それを受けて小泉を思い浮かべるように「すごいんだよね、それはなんか、それでまた出来ちゃうから」「ああいう人になりたい」と口にする二宮だった。

そんな小泉孝太郎は、人事評価クラウドで中小・ベンチャー企業の働き方改革をサポートする、株式会社あしたのチームのアンバサダーとして9月3日よりオンエアされているテレビCM『「ホンネ」篇』、『「退職届」篇』に出演している。また、WOWOWプライムにて9月23日より始まる『連続ドラマW 真犯人』にも出演と忙しいが、できれば二宮和也と俳優談義に花を咲かせるところを見てみたい。



画像は『TBS日曜劇場「ブラックペアン」 2018年5月12日付Instagram「第4話は明日よる9時!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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