誰がいったいどういうつもりでこのような残酷なことをしたのか。全身の毛を真っ赤に染められた犬が、ギリシャで保護された。幸いにも犬の体に害はなく、現在新しい飼い主のもとに引き取られ元気にしているという。『Metro』などが伝えた。
ギリシャのスヒマタリの町で、真っ赤な毛をした犬が保護された。犬の飼い主はこの町の難民キャンプに住む男性(名は公表されず)で、通りにいるところを動物愛護活動家らによって発見された。
飼い主だった男性によると、「赤い色がとても気に入ったから」という理由でアテネのオモニア広場で知らない人物から150ユーロ(約19,000円)払って犬を購入したようだ。犬の毛を染めたものの正体が体に有害であるかどうかを心配した動物愛護活動家らが、すぐさま犬を保護し動物病院へ連れて行ったところ、幸いにも犬の皮膚には異常が見られず、染髪剤を使って染められていたことが判明した。その後赤い毛の色にちなんで、この犬は“スカーレット”と名付けられた。
最近では、スカーレットの体毛は完全ではないがほぼ綺麗になり、真っ赤な毛色は徐々に落ちて元の毛色に戻りつつあるという。現在、施設から新しい飼い主のもとへ引き取られており、元気に暮らしているそうだ。
画像は『Metro 2018年9月6日付「Dog dyed red rescued after it was ‘bought for £133 by man who liked the colour’」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
ギリシャのスヒマタリの町で、真っ赤な毛をした犬が保護された。犬の飼い主はこの町の難民キャンプに住む男性(名は公表されず)で、通りにいるところを動物愛護活動家らによって発見された。
飼い主だった男性によると、「赤い色がとても気に入ったから」という理由でアテネのオモニア広場で知らない人物から150ユーロ(約19,000円)払って犬を購入したようだ。犬の毛を染めたものの正体が体に有害であるかどうかを心配した動物愛護活動家らが、すぐさま犬を保護し動物病院へ連れて行ったところ、幸いにも犬の皮膚には異常が見られず、染髪剤を使って染められていたことが判明した。その後赤い毛の色にちなんで、この犬は“スカーレット”と名付けられた。
最近では、スカーレットの体毛は完全ではないがほぼ綺麗になり、真っ赤な毛色は徐々に落ちて元の毛色に戻りつつあるという。現在、施設から新しい飼い主のもとへ引き取られており、元気に暮らしているそうだ。
画像は『Metro 2018年9月6日付「Dog dyed red rescued after it was ‘bought for £133 by man who liked the colour’」(Picture: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)