セレブや一般人に関わらず、年端もいかない我が子にピアスをする親は常にネット上で物議を醸すが、このほどアメリカで10歳少年にタトゥーをすることを許可し、それを動画で撮影、Facebookに投稿した母親がネット上で非難を浴びるという出来事が起こった。『Mirror』『WSYX ABC 6』などが伝えている。
オハイオ州ベルフォンテーンで、タトゥー施術中の10歳になる息子を撮影した動画をFacebookに投稿したとして、母親がネット上で非難を浴びた。
動画では、女性の膝の上に少年が座りながら、施術者が少年の右上腕に“S”のタトゥーを彫っている。施術者はなんと16歳少年で、カメラを回しているのは少年の母親であることが分かっている。この動画がFacebook上に投稿されると、「タトゥーをしたいとか10歳で自分で決断できるほどの年齢になっていないのに、なんて毒親だ。親の価値などない」といった母親に対する非難コメントが相次ぎ、多くのユーザーにシェアされた結果、ベルフォンテーン警察に通報の電話が鳴り響いた。
9月24日の夜、少年の自宅を訪問した同警察のリック・ハーリング警部補は「少年は特にタトゥーを彫ったことについて悩んでいる様子はなかった」と述べており、少年自らがタトゥーを望んだこと、母親がそれを許可したことも明らかになった。また動画を見た人からは、少年を膝の上にのせていた女性にも非難の声があがったようだ。これに関して、この女性の母親と名乗る人物からこのような反論があった。
「明らかに娘は間違った判断をしたと思います。でも、娘はなんら罪を犯したわけでもありません。それなのに『死ね』などといった酷い言葉を娘に送るのは止めてほしい。確かに親として、我が子にタトゥーを許可したことは褒められるべきものではないかもしれないけれど、子供は別に虐待されているわけでも育児放棄されているわけでもないでしょう。こんなふうに非難コメントをしてくる人たちは、みなさぞかし完璧で、人生において何一つミスを犯したことなどないと思っているのでしょうね。みんな、鏡を見て自分の行為を振り返ればいい。」
今回の件については、少年の福祉を考慮する多くの通報があったものの、無理やり施術されたものではなく児童虐待などの罪を犯していないことから、警察は犯罪としては成立しないと考えているようだが、引き続き調査が行われているという。
このニュースを知った人からは「タトゥー施術って痛みを伴うのに、10歳の子供が『してほしい』って言うかな。それにちゃんとしたタトゥー施術者だったら、10歳の子には施術しないのでは?」「いやこれって立派な虐待だろ」「どうせ、注目を浴びたいばっかりにやったことでしょう」「愚かな母親だ」「さすがアメリカ」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年9月27日付「Boy, 10, gets tattoo inked on his arm while sat on woman’s lap as his own mum films him」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
オハイオ州ベルフォンテーンで、タトゥー施術中の10歳になる息子を撮影した動画をFacebookに投稿したとして、母親がネット上で非難を浴びた。
動画では、女性の膝の上に少年が座りながら、施術者が少年の右上腕に“S”のタトゥーを彫っている。施術者はなんと16歳少年で、カメラを回しているのは少年の母親であることが分かっている。この動画がFacebook上に投稿されると、「タトゥーをしたいとか10歳で自分で決断できるほどの年齢になっていないのに、なんて毒親だ。親の価値などない」といった母親に対する非難コメントが相次ぎ、多くのユーザーにシェアされた結果、ベルフォンテーン警察に通報の電話が鳴り響いた。
9月24日の夜、少年の自宅を訪問した同警察のリック・ハーリング警部補は「少年は特にタトゥーを彫ったことについて悩んでいる様子はなかった」と述べており、少年自らがタトゥーを望んだこと、母親がそれを許可したことも明らかになった。また動画を見た人からは、少年を膝の上にのせていた女性にも非難の声があがったようだ。これに関して、この女性の母親と名乗る人物からこのような反論があった。
「明らかに娘は間違った判断をしたと思います。でも、娘はなんら罪を犯したわけでもありません。それなのに『死ね』などといった酷い言葉を娘に送るのは止めてほしい。確かに親として、我が子にタトゥーを許可したことは褒められるべきものではないかもしれないけれど、子供は別に虐待されているわけでも育児放棄されているわけでもないでしょう。こんなふうに非難コメントをしてくる人たちは、みなさぞかし完璧で、人生において何一つミスを犯したことなどないと思っているのでしょうね。みんな、鏡を見て自分の行為を振り返ればいい。」
今回の件については、少年の福祉を考慮する多くの通報があったものの、無理やり施術されたものではなく児童虐待などの罪を犯していないことから、警察は犯罪としては成立しないと考えているようだが、引き続き調査が行われているという。
このニュースを知った人からは「タトゥー施術って痛みを伴うのに、10歳の子供が『してほしい』って言うかな。それにちゃんとしたタトゥー施術者だったら、10歳の子には施術しないのでは?」「いやこれって立派な虐待だろ」「どうせ、注目を浴びたいばっかりにやったことでしょう」「愚かな母親だ」「さすがアメリカ」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年9月27日付「Boy, 10, gets tattoo inked on his arm while sat on woman’s lap as his own mum films him」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)