台湾・高雄市三民区で1日の午後3時25分頃、彰化銀行建興支店にフルフェイスのヘルメットをかぶった男が押し入る事件が起きた。男は行員の女性に唐辛子スプレーを吹きかけて脅し、現金50万元(約185万円)を奪って逃走した。『NOWnews』などが報じている。
警察の調べによれば、犯人は身長175センチほどの30歳前後の男で、閉店5分前の銀行に一人で押し入った。男はモデルガンの銃口を窓口行員の女性に向け、唐辛子スプレーを吹きかけて「金を出せ」と脅した。女性は持っていたペンや机の上にあった物を投げて抵抗したが、怖くなり逃げてしまったという。すると男は自分でカウンターに入り、窓口の引き出しから現金の束を奪って逃走した。
目撃者は「あっという間の出来事で、気がついたらもう犯人が逃走するところだった」と話す。防犯カメラの映像を見ても、男がカウンターの行員に銃口を向けてから逃走するまでの時間は20秒にも満たない。警備員や他の行員も、反応が間に合わなかったそうだ。
防犯カメラの映像から男はバイクに乗って逃走したことが分かっているが、車両は盗難車とのこと。警察ではバイクの追跡を続けるとともに、現場に落ちていた銃のグリップの滑り止めカバーが犯人に繋がる手がかりにならないか調べを進める方針だという。
画像は『NOWnews 2018年10月1日付「影/彰銀搶案影片曝光歹徒得手50萬 警方全力追捕」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)
警察の調べによれば、犯人は身長175センチほどの30歳前後の男で、閉店5分前の銀行に一人で押し入った。男はモデルガンの銃口を窓口行員の女性に向け、唐辛子スプレーを吹きかけて「金を出せ」と脅した。女性は持っていたペンや机の上にあった物を投げて抵抗したが、怖くなり逃げてしまったという。すると男は自分でカウンターに入り、窓口の引き出しから現金の束を奪って逃走した。
目撃者は「あっという間の出来事で、気がついたらもう犯人が逃走するところだった」と話す。防犯カメラの映像を見ても、男がカウンターの行員に銃口を向けてから逃走するまでの時間は20秒にも満たない。警備員や他の行員も、反応が間に合わなかったそうだ。
防犯カメラの映像から男はバイクに乗って逃走したことが分かっているが、車両は盗難車とのこと。警察ではバイクの追跡を続けるとともに、現場に落ちていた銃のグリップの滑り止めカバーが犯人に繋がる手がかりにならないか調べを進める方針だという。
画像は『NOWnews 2018年10月1日付「影/彰銀搶案影片曝光歹徒得手50萬 警方全力追捕」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)