今年5月に無免許で運転していたところ、警官に呼び止められたロシアのインスタグラムモデル。罪から逃れるために警官に性行為をオファーするなど呆れた行為がメディアで報じられ、その後18か月の懲役刑を受けた。現在も服役中だが、同じ受刑者からは反感を買い熱湯を浴びせられるなど今までとは別世界の暮らしに戸惑うも勘違い発言を連発、さらに「刑務所内でのビジネス」まで考えているという。『Mirror』『The Sun』などが伝えた。
モスクワ在住の人気インスタモデル、キラ・メイヤー(24歳)は今年5月、過去の交通違反行為から無免許であったにもかかわらずメルセデス車を運転しているところを、交通整理の警官に呼び止められた。
キラは、警官から報告書類を引っ掴み、罵声を浴びせて引っかく、蹴り上げるなどした後、さらに車でその場から逃走しようとした。その後、あろうことか起訴を逃れたいばかりに「見逃してくれたら、1対1もしくは3人でイイコトできるわよ」と性行為を持ちかけた。警官はもちろん応じることもなく、結果として裁判でキラは18か月の懲役刑を言い渡された。
服役中、キラは女性受刑者らから胸部に熱湯を浴びせられる嫌がらせを受け病院へと運ばれた。2か月経っても胸の傷はまだ痛々しく、刑務所では何の特別な治療薬も与えてはくれないと訪問した人権監視員に苦情を訴えている。しかしその時のキラはInstagramで見る姿と全く変わらず、人形のように大きなまつ毛を揺らせてばっちりメイクであったことに人権監視員は驚きを隠せなかったようだ。本人は服役中の身であるにもかかわらず、「メディアなどの訪問を受ける時には、いつも綺麗にしているわ」と話している。
インスタグラムの撮影などで、トロピカルな場所やエキゾチックなホリデーにこれまで慣れ親しんできたキラ。モスクワの留置場では「オイスターが食べたい」「トップレストランからのデリバリーを頼んで」と看守に勘違い発言を連発し、笑われている。これまでの刑務所暮らしについて、キラはメディアの取材にこのように語っている。
「刑務所生活があまりにも酷いのでショックを受けたわ。ある先輩に新入りだからと部屋とトイレ掃除を命令されたの。歯向かうつもりはないけど、新入りだからっていうプレッシャーを与えられるのは我慢できない。火傷を負わせた受刑者らは、私がグラマラスだから嫉妬してるのよ。半分ほどの受刑者は私の姿が気に入らないようね。あとの半分は、おしゃれや美容のことなどガールズトークをしたがるわ。」
「朝食に変なポリッジ(オーツ麦を牛乳で煮込んだもの)を出されたから、看守に温かいクロワッサンとフレッシュオレンジジュース、ミックスオムレツとチーズを出してって頼んだの。そうしたら笑われたわ。ここではホテルのように食べ物をオーダーできるものだと思っていたから。不細工なメタルのボウルに食べ物が入っているの。あんなの食べられやしないわ。だから家族が持ってきてくれたプラスチック製のお皿を使っているの。オイスターが食べたくてしょうがないわ。」
「ベッドなんてメタルバーでできているのよ。普通の矯正マットが欲しいって言っただけなのに、また笑われたの。前は携帯電話を3台持っていて、しょっちゅうインスタをしていたわ。なのにここじゃ電話も使えないなんて。ベーシックなタイプのiPhoneでいいから持たせてって頼んでみたけど、笑われただけだったわ。」
「これまでの生活は失われたって感じ。私って今まで“プリンセス”のように生きてきたんだなって今更気付いたわ。夏の間中、ずっと刑務所にいたのよ。あぁ、セーシェル(共和国)にホリデーに行きたい。ここでの暮らしは酷いけど、呼吸法エクササイズなんかやって気を紛らわせているの。」
キラは、自分に判決を下した女性判事にも非難の言葉を浴びせている。
「私のことが嫌いなのよ、あの女。だからこんなに厳しい判決を下したのよ。この国では誰かをムカつかせただけで刑務所行きになるんだから。」
お得意のインスタグラムも更新できず「こうなれば刑務所内で自分の人気度を上げるしかない」と、キラは新たなビジネスまで考えているようだ。
「刑務長官にヘアービジネスを勧めてみたいと思って。ショートヘアにしたい受刑者はいっぱいいるから、彼女たちから5,000ルーブル(約8,700円)で髪を買うの。それでエクステを作って50,000ルーブル(約87,000円)で売るの。どれだけの収益になるか考えてみて。きっとみんなを満足させられるわ。私はまつ毛の作り方や、ガールズが知りたいことの多くを知っているわ。最初ここに連れて来られた時なんて、丸刈りにされるのかと思ったの。だって映画でよくそんなシーン見るでしょう? だから看守に『丸刈りにするの!?』って聞いたら、またしても笑われたわ。刑務所暮らしのことなんて全く知らなかったし、本当に別世界ね。」
滑らかに次から次へと塀の中での暮らしを語り、果ては刑務所内でのビジネスを夢見るキラだが、罪を犯しての服役中という自覚がないばかりか、反省の色もないようだ。残りの服役期間で、罪を悔やむ気持ちが生まれるか否か…今のところは期待できそうにない。
画像は『Mirror 2018年10月2日付「Russian Instagram model has ‘boiling water thrown over her chest by fellow inmate jealous of her glamorous looks’」(Image: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
モスクワ在住の人気インスタモデル、キラ・メイヤー(24歳)は今年5月、過去の交通違反行為から無免許であったにもかかわらずメルセデス車を運転しているところを、交通整理の警官に呼び止められた。
キラは、警官から報告書類を引っ掴み、罵声を浴びせて引っかく、蹴り上げるなどした後、さらに車でその場から逃走しようとした。その後、あろうことか起訴を逃れたいばかりに「見逃してくれたら、1対1もしくは3人でイイコトできるわよ」と性行為を持ちかけた。警官はもちろん応じることもなく、結果として裁判でキラは18か月の懲役刑を言い渡された。
服役中、キラは女性受刑者らから胸部に熱湯を浴びせられる嫌がらせを受け病院へと運ばれた。2か月経っても胸の傷はまだ痛々しく、刑務所では何の特別な治療薬も与えてはくれないと訪問した人権監視員に苦情を訴えている。しかしその時のキラはInstagramで見る姿と全く変わらず、人形のように大きなまつ毛を揺らせてばっちりメイクであったことに人権監視員は驚きを隠せなかったようだ。本人は服役中の身であるにもかかわらず、「メディアなどの訪問を受ける時には、いつも綺麗にしているわ」と話している。
インスタグラムの撮影などで、トロピカルな場所やエキゾチックなホリデーにこれまで慣れ親しんできたキラ。モスクワの留置場では「オイスターが食べたい」「トップレストランからのデリバリーを頼んで」と看守に勘違い発言を連発し、笑われている。これまでの刑務所暮らしについて、キラはメディアの取材にこのように語っている。
「刑務所生活があまりにも酷いのでショックを受けたわ。ある先輩に新入りだからと部屋とトイレ掃除を命令されたの。歯向かうつもりはないけど、新入りだからっていうプレッシャーを与えられるのは我慢できない。火傷を負わせた受刑者らは、私がグラマラスだから嫉妬してるのよ。半分ほどの受刑者は私の姿が気に入らないようね。あとの半分は、おしゃれや美容のことなどガールズトークをしたがるわ。」
「朝食に変なポリッジ(オーツ麦を牛乳で煮込んだもの)を出されたから、看守に温かいクロワッサンとフレッシュオレンジジュース、ミックスオムレツとチーズを出してって頼んだの。そうしたら笑われたわ。ここではホテルのように食べ物をオーダーできるものだと思っていたから。不細工なメタルのボウルに食べ物が入っているの。あんなの食べられやしないわ。だから家族が持ってきてくれたプラスチック製のお皿を使っているの。オイスターが食べたくてしょうがないわ。」
「ベッドなんてメタルバーでできているのよ。普通の矯正マットが欲しいって言っただけなのに、また笑われたの。前は携帯電話を3台持っていて、しょっちゅうインスタをしていたわ。なのにここじゃ電話も使えないなんて。ベーシックなタイプのiPhoneでいいから持たせてって頼んでみたけど、笑われただけだったわ。」
「これまでの生活は失われたって感じ。私って今まで“プリンセス”のように生きてきたんだなって今更気付いたわ。夏の間中、ずっと刑務所にいたのよ。あぁ、セーシェル(共和国)にホリデーに行きたい。ここでの暮らしは酷いけど、呼吸法エクササイズなんかやって気を紛らわせているの。」
キラは、自分に判決を下した女性判事にも非難の言葉を浴びせている。
「私のことが嫌いなのよ、あの女。だからこんなに厳しい判決を下したのよ。この国では誰かをムカつかせただけで刑務所行きになるんだから。」
お得意のインスタグラムも更新できず「こうなれば刑務所内で自分の人気度を上げるしかない」と、キラは新たなビジネスまで考えているようだ。
「刑務長官にヘアービジネスを勧めてみたいと思って。ショートヘアにしたい受刑者はいっぱいいるから、彼女たちから5,000ルーブル(約8,700円)で髪を買うの。それでエクステを作って50,000ルーブル(約87,000円)で売るの。どれだけの収益になるか考えてみて。きっとみんなを満足させられるわ。私はまつ毛の作り方や、ガールズが知りたいことの多くを知っているわ。最初ここに連れて来られた時なんて、丸刈りにされるのかと思ったの。だって映画でよくそんなシーン見るでしょう? だから看守に『丸刈りにするの!?』って聞いたら、またしても笑われたわ。刑務所暮らしのことなんて全く知らなかったし、本当に別世界ね。」
滑らかに次から次へと塀の中での暮らしを語り、果ては刑務所内でのビジネスを夢見るキラだが、罪を犯しての服役中という自覚がないばかりか、反省の色もないようだ。残りの服役期間で、罪を悔やむ気持ちが生まれるか否か…今のところは期待できそうにない。
画像は『Mirror 2018年10月2日付「Russian Instagram model has ‘boiling water thrown over her chest by fellow inmate jealous of her glamorous looks’」(Image: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)