先日、米オハイオ州の母親が10歳息子にタトゥーを許可し、その様子を動画撮影、Facebookに投稿したとして世間から非難の声があがっていた。その母親が警察に逮捕されたという。『WRGT』『WSYX』などが伝えている。
オハイオ州ベルフォンテーンで、16歳少年が10歳少年の右上腕に“S”のイニシャルをタトゥー施術している動画がFacebookに投稿されると一気に拡散、ベルフォンテーン警察には子供の福祉を考慮する人々から多くの通報が寄せられた。
当初、同警察は「子供が嫌がっていないために虐待行為にはならない」と犯罪としては成立しない可能性を示唆していたが、その後も捜査は続けられていた。結局、危険かつ不衛生な状況で子供にタトゥーを施術させ、子供を危険に晒し未成年の非行を助長したとして、母親のニッキー・J・ディッキンソン(34歳)を第一級軽犯罪で逮捕・起訴した。
また、少年の自宅でタトゥー施術をしていた16歳少年も、安全基準を満たさず減菌と消毒を十分に行わない状態での施術をしたとして、2件の過失により逮捕された。この少年を知る人物によると、彼は普段から自宅でタトゥー施術を行っていたという。しかも過去に施術した客が皮膚の傷からMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染になっていたことが、捜査員の調べで発覚している。
なお、逮捕された母親はタトゥーを許可した理由について「息子に(タトゥーを)せがまれることに疲れたから」と供述している。
画像は『WRGT 2018年10月2日付「Mom charged after reportedly allowing 10-year-old to be tattooed by teen」(WSYX/WTTE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
オハイオ州ベルフォンテーンで、16歳少年が10歳少年の右上腕に“S”のイニシャルをタトゥー施術している動画がFacebookに投稿されると一気に拡散、ベルフォンテーン警察には子供の福祉を考慮する人々から多くの通報が寄せられた。
当初、同警察は「子供が嫌がっていないために虐待行為にはならない」と犯罪としては成立しない可能性を示唆していたが、その後も捜査は続けられていた。結局、危険かつ不衛生な状況で子供にタトゥーを施術させ、子供を危険に晒し未成年の非行を助長したとして、母親のニッキー・J・ディッキンソン(34歳)を第一級軽犯罪で逮捕・起訴した。
また、少年の自宅でタトゥー施術をしていた16歳少年も、安全基準を満たさず減菌と消毒を十分に行わない状態での施術をしたとして、2件の過失により逮捕された。この少年を知る人物によると、彼は普段から自宅でタトゥー施術を行っていたという。しかも過去に施術した客が皮膚の傷からMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染になっていたことが、捜査員の調べで発覚している。
なお、逮捕された母親はタトゥーを許可した理由について「息子に(タトゥーを)せがまれることに疲れたから」と供述している。
画像は『WRGT 2018年10月2日付「Mom charged after reportedly allowing 10-year-old to be tattooed by teen」(WSYX/WTTE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)