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【海外発!Breaking News】毎晩マクドナルドで迷い犬のふりをしてハンバーガーをねだる犬(米)

TechinsightJapan 2018年11月2日 11時29分

犬の知能は一般的に人間の2~3歳児ほどのレベルではないかと言われるが、時にはそれ以上の知能があるのではないかと驚かされることがある。このほどアメリカのマクドナルドで、ハンバーガーのおこぼれを貰おうとする少し小太りの迷い犬がいた。しかしこの犬、実は迷い犬でも野良犬でもなかった。『New York Post』『CBS News』などが伝えている。

米オクラホマ州のマクドナルドのドライブスルーに、毎晩現れる1頭の犬がいた。犬は一見、迷い犬のように見え、食べ物を欲しそうにしていることから、不憫に思った人達が購入したハンバーガーを犬に分けてあげることが度々あった。

しかし、このマクドナルドのハンバーガーを犬に与える人達に「待った」をかけた人物がいた。その人はオクラホマシティに住むベッツィ・レイエスさん(Betsy Reyes)という女性で、彼女がこの犬の飼い主であり、犬は“プリンセス”という名前であった。プリンセスは飼い主も住む家もあるというのに毎晩、ハンバーガーのおすそわけ目当てにマクドナルドに足を運んでいたのだ。

この事実に気付いたベッツィさんはFacebookにプリンセスの写真を投稿して、付近の地元住民にこのようなお願いをしている。

「もし、シールドのマクドナルドで私の犬を見かけたら、この太っちょさんに食べ物をあげないでください。この子は毎晩家を脱走してマクドナルドに行っているのですが、私達はその事実を知りませんでした。」

「この子は野良犬ではありません。彼女は単にハンバーガーが欲しいだけの太っちょな“ゴールド・ディガー”(お金目当ての人に使うスラング)です。またこの子はいかにも迷い犬のように振舞うので、人々は同情してハンバーガーをおすそわけしてしまうようです。」

ベッツィさんの投稿は多くの人に笑いをもたらし、「お腹の底から笑ったよ。なんて頭のいい犬なんだ」「そのうち、カツアゲするようになるかもね」といったジョークまで飛び交った。ところが中にはベッツィさんの投稿に「本当にあなたの犬なの?」といった疑問を抱く者もいた。

これに対し、ベッツィさんはこの疑問を払拭するような動画をFacebookに引き続き投稿した。動画には車でベッツィさんがマクドナルドにいるプリンセスを迎えに行った時の様子が収められている。プリンセスは初め、車の運転手がベッツィさんだと気づかず、いつものごとく親切な人が食べ物をくれると思ったようだ。

プリンセスは嬉しそうに尻尾を振りながら車に近寄ってきて、窓の中を覗き込んだ。しかしベッツィさんだと気づくとバツが悪そうに一目散に逃げていく様子が捉えられている。この動画にはベッツィさんの「笑える! 私だと気づいたみたい!」というコメントが添えられていた。

このプリンセスの慌てる様子はさらに多くの人を楽しませたようだ。しかしながら毎晩、犬が脱走して外を歩き回ることは危険を伴うため、飼い主にとっても心配が尽きないはず。今後ベッツィさんはプリンセスが脱走出来ないよう対策を取ることであろう。



画像は『Betsy Reyes 2018年10月22日付Facebook「If you see my dog @ the McDonald’s on shields, quit feeding her fat ass bc she don’t know how to act & be leaving the house all the time to go walking to McDonald’s at night.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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