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【エンタがビタミン♪】キンタロー。“ウイルスに感染しています”詐欺に引っ掛かり夫に相談したら「アホか」

TechinsightJapan 2018年11月11日 19時30分

パソコンやタブレットでインターネットを使用していると突然「ウイルスに感染しています」と警告が表示され、解決するにはこちらをクリックして「セキュリティソフトをインストールしてください」「アップデートしてください」などと指示された経験はないだろうか。実はセキュリティ対策ソフトどころか、潜入して個人情報を盗もうとする「偽のセキュリティソフトウェア」の可能性がある。キンタロー。がそれに引っ掛かったようなのだ。

キンタロー。が11月11日、ツイッターでその状況を詳細につぶやいている。パソコンで作業していると無関係なところからネットで「ウイルスに感染した!」と煽るような表示があり、指示されるままウイルスソフトを購入したという。

さらに指定された番号に電話すると「かなりのカタコト日本語外国人がでてきて」パソコンの遠隔操作で対応すると勧めてきたので、彼女もさすがに怪しいと気づき止めたものの「絶対詐欺なきがする!!」と後悔していた。

キンタロー。がウイルスソフトを購入する際に「カード情報入れちゃったし、1万5千円カードではらっちゃった」と夫に話したところ、「アホか」と言われたそうだ。夫によるとマックはウイルスに感染することはかなり少ないらしい。

実は記者も、この手の警告がしばらく続いたことがある。「マイクロソフト」や「マカフィー」などを名乗るのでいかにも本物らしく最初は焦ったが、冷静に読んでいると「大袈裟に煽っている」感じがするものだ。もちろん無視してやり過ごした。

こうした「偽のセキュリティソフトウェア」は、マイクロソフトが提供している無償で本物のソフトウェア「Microsoft Safety Scanner」によりスキャンして駆除できる。また、キンタロー。のような場合は「クレジットカード番号」「パスワード」が不正使用されていないかカード履歴を確認しよう。

また、普段から正規のセキュリティソフトウェアをインストールして予防したり、ブラウザにもポップアップ広告を制限する機能があれば活用したい。

他にはメールで「アマゾン」など大手会社を名乗って「不正使用された可能性がある」「商品代金が未納です」など警告を送りつけて電話させ、個人情報を引き出そうとするパターンもある。いずれにしろ心当たりがなければ無視して、うかつにクリックしないことをお勧めする。

オレオレ詐欺(振り込め詐欺)については長年報道され注意を呼び掛けても、被害は減るどころか増加しているが、インターネットを使った詐欺もいろいろな方法で仕掛けてくるので注意が必要だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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