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【エンタがビタミン♪】島崎遥香“埼玉ディス映画”誕生に「自信を持って埼玉出身だと言える日が来た」

TechinsightJapan 2019年1月28日 20時59分

二階堂ふみ、GACKTがW主演する映画『翔んで埼玉』(2月22日公開)のジャパンプレミア in TOKYOが28日、都内にて約1,000名のファンを迎えて華々しく開催された。原作は、『パタリロ!』などの著者である魔夜峰央作の漫画『翔んで埼玉』で、「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせておけ」などの衝撃的なセリフが印象的な現在69万部を突破した埼玉ディス漫画だ。イベントではそのセリフにちなみ、登壇者はレッドカーペットではなく草(人工芝)のグリーンカーペットを歩くという徹底ぶり。なかでも埼玉出身の島崎遥香と益若つばさは同作にさまざまな思いがあったようだ。

主演の二階堂ふみとGACKTが客席後方から登場し、幕を開けたプレミアイベント。黄色い大歓声が鳴り響く中、埼玉が「彩の国」と言われていることから、緑・黄色・ピンクのカラフルなボール「彩の玉」を2人は客席に投げ入れながらステージへ到着した。



主演は2人とも沖縄出身だが、島崎遥香と益若つばさは埼玉出身である。東京に憧れる熊谷市在住「菅原愛海」役の島崎は、「埼玉県出身の島崎遥香です。今日初めて自信を持って埼玉出身だと言える日が来たなと思いました」と自虐めいて笑わせた。



GACKT演じる隠れ埼玉県人「麻美麗」の家政婦役の益若は「私も埼玉県民なんですけど、やっと“埼玉県出身”って恥ずかしくなく言えます。ちょっと声を大にしては言えないんですけど」と話すと、隣に立っていた島崎も「静かにね」と応じ、2人で「恥ずかしいですよね」「本当に何もないんです」と会話し、意気投合して盛り上がった。島崎は「恥ずかしさはありますけど、ちょっと誇れるものが埼玉にできた。今まで(さいたま)スーパーアリーナしかなかったので」と喜んだ。



そんな益若は「風の噂で埼玉をディスっている漫画があると聞いて読んでみたら、想像以上にディスっていたんですよね。自分が埼玉県民として(この映画に)出ていいのか本当に悩みました」と出演オファーを受けた際の複雑な心境を吐露。しかし「愛のあるディスリでした。皆さん楽しい気持ちで帰られると思いますけど、埼玉の方は寛大でいじられ慣れているので、今回も誰も怒らないと思います」と予想し、「この映画を観た後は皆さん埼玉が大好きになって帰ってくださると願っています」と期待して微笑んだ。



同じく埼玉出身のブラザートムは、「今年の映画でQUEENに勝つのはこれしかないな、そんな気がしましたね」と今大ヒット中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』を引き合いに出すと、武内英樹監督が「いや、勝てないと思います」と即答し、会場が笑いに包まれた。



写真撮影では全員、埼玉県の県鳥であるシラコバトの羽を表し、人差し指と親指で輪を作り、埼玉の「玉」をイメージした「埼玉ポーズ」を決めた。イベントには他に、伊勢谷友介、加藤諒、中尾彬、京本政樹も登壇した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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