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【海外発!Breaking News】「みんなを怖がらせないように」 グレート・デーンをピンクと紫に染めた飼い主(米)

TechinsightJapan 2019年2月4日 21時11分

世の中には「ファッション」と称して愛犬の毛を染める飼い主が存在するが、このほど米ケンタッキー州で飼っているグレート・デーンの毛を鮮やかなピンクと紫色に染めた飼い主のニュースが『Storytrender』『Metro』などで報じられた。

ケンタッキー州フォート・キャンベルに住む1児の母ジェシカ・ウィリアムズさん(21歳)は、飼い犬グレート・デーンの“ドラマ”(生後5か月)が大きな体で見知らぬ人をよく怖がらせることから、あるアイデアを思い付いた。

周りの人の恐怖を取り払い「怖くない犬」と理解してもらうために、ジェシカさんは知り合いのペットサロンで100ドル(約11,000円)をかけてドラマの毛を明るいピンクと紫色に染めた。さらにドラマの爪をトリミングして短くし、ピンク色に塗った。それ以降、他の犬にはない派手な色になったドラマを見た人々の反応は大きく変わったとジェシカさんは言う。

「みんな大抵、大型犬は怖がります。うちのドラマには小型犬ほど誰も寄ってこないことに気付いたので、もっとフレンドリーな犬だとわかってもらいたくて体毛をピンクと紫に染めました。そうしたら、あまり怖がられずにいい意味で注目を浴びるようになったんです。」

これまで4頭のグレート・デーンを飼ったことがあるジェシカさんがカラーリングしたドラマを散歩に連れて出ると、微笑みかけてくれる人や近付いて来て『撫でてもいい?』と聞いてくれる人が増えたそうだ。爪のトリミングをしたことについても「ドラマが人を傷つける犬ではないことをより明確にしたかった」と話すジェシカさんは、「公共でドラマが人々に受け入れてもらえるのなら、100ドル払う価値もある」と満足げだ。

「染毛は初めてだったけど、ハマりました。色が落ちてきたらすぐにまたペットサロンへ連れて行って染め直しします。すごく素敵ですもの。もちろん安全な染毛剤を使用しているし、ドラマ自身もまるでスパに行ったかのようにサロンではとても寛いでくれていました。」

そう話すジェシカさんだが、不幸にもドラマは色盲のため自身がピンクや紫色になったことを認識できないという。また、愛犬を染めたことで世間からは「残酷だ」という非難の声が寄せられたことを明かしながら、このように反論している。

「ほとんどの人は気に入ってくれているようですが、中には嫌悪する人や犬が嫌がっていると思う人もいます。そんな人たちは、安全な染毛剤を使っているということを知らないんです。だから残酷と決めつけるんでしょう。でもここではっきりとさせたいのは、染毛剤は安全だし犬を傷つけているなんてことは全くないということです。爪のトリミングにしても苦情が寄せられましたが、私はいつもドラマが不快になるようなことはしていません。良い飼い主なら、犬の足までもきちんとケアするものでしょう。犬の毛を染めたことで脅迫メッセージまで貰いましたが、正直私の飼い犬はみんな、人間の大人よりも甘やかされているのが事実ですよ。」

このニュースを知った人からは「犬はファッションアクセサリーじゃない!」「もともとグレート・デーンはフレンドリーな犬だから、こんなことしなくてもいいはず」「残酷でしかない」「犬がかわいそう」「こんな色になって余計に怖い」「この飼い主に怒りを感じてしまう」「なんで犬にこんなことするんだ。良い飼い主とは思えない」「こんなふうにペットを扱う飼い主が、今度は周りから怖がられるよね」「自分も全身ピンクに染めてみたらわかるんじゃない?」「周りが怖がるような犬だったならば、染毛するよりも訓練や躾でフレンドリーにすべきだろうが」といった声があがっている。



画像は『Metro 2019年2月2日付「Mum dyes her Great Dane pink and purple to make her more ‘approachable’」(Picture:Jessica Williams / Caters News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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