このほどイギリスで火事が発生し、周辺に住む人々の飼っているペットが青く染まるという事態が起きた。火災現場に粉末状の青色のインクが置かれていたことが原因のようだ。『East Anglian Daily Times』『The Sun』などが伝えている。
先月29日の午後8時54分頃、英エセックス州クラクトン＝オン＝シーのコピンズロード周辺にある住居の敷地内で火事が起きた。火は停めてあったボートと納屋から上がっていた。
同日午後10時頃には駆けつけた消防隊によって鎮火し、けが人が出たという報告もなかった。しかし消防署側は、環境衛生局へ連絡し周辺調査の依頼をする必要があった。
火元となった納屋には印刷などに使われるパウダー状の青いインクが8袋保管してあり、それが煙とともに空中へ舞い上がってしまい、周辺地域でペットが青く染まってしまったのだ。
同地域でドッグウォーカー（犬の散歩代行）をしているクリッシー・オーグランドジーンさん（Chrissie Augrandjean）は火事があった翌日、近所に住むグレニス・アクセルさん（Glenys Axcell、74）宅を訪れ、彼女が飼っているペットを見て驚いた。
グレニスさんの飼っている猫のマイキーとメイジー、そして犬のアルフィーとパブル、アルバートの全ての体毛が青く染まっていた。この青い犬や猫を目にしたのはクリッシーさんだけではなかった。
SNSでは周辺に住む人達の青い動物の情報が相次いだ。地元に住むリンダ・マクレーンさん（Linda Mclean）は、このように明かした。
「私の犬や猫も青くなっています。どうやら近所で起きた火事で青いインクが周辺に飛び散ったようです。消火にあたった消防士全員がまるでスマーフ（青い体を持つ妖精でベルギーの漫画のキャラクター）のようでした。」
また、建設業のテリー・オリバーさん（Terry Oliver）も「車で仕事に行く途中、信じられないものを目にしたんです。一瞬、頭が真っ白になりました。だって、青い猫って見たことないでしょ。思わず写真を撮りましたから」と話している。
火事で飛び散った青いインクはペットだけでなく一部の庭や周辺建物まで青くした。消防隊は青いインクの影響がある付近に溝を掘り、インクが混じった土壌を砂で埋めるなどの対応をしたが、数日間はインクの色が残るものと見られている。
なお、エセックス消防署によると「環境衛生局でインクは無害であることが確認できており、ペットなどは洗い続けるうちに色が落ちていくはず」とのことだ。
画像は『East Anglian Daily Times 2019年2月2日付「‘They looked like smurfs’ - firefighters and pets left covered in blue ink in wake of fire」（Picture: TERRY OLIVER）（Picture: CHRISSIE AUGRANDJEAN）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 MasumiMaher）
先月29日の午後8時54分頃、英エセックス州クラクトン＝オン＝シーのコピンズロード周辺にある住居の敷地内で火事が起きた。火は停めてあったボートと納屋から上がっていた。
同日午後10時頃には駆けつけた消防隊によって鎮火し、けが人が出たという報告もなかった。しかし消防署側は、環境衛生局へ連絡し周辺調査の依頼をする必要があった。
火元となった納屋には印刷などに使われるパウダー状の青いインクが8袋保管してあり、それが煙とともに空中へ舞い上がってしまい、周辺地域でペットが青く染まってしまったのだ。
同地域でドッグウォーカー（犬の散歩代行）をしているクリッシー・オーグランドジーンさん（Chrissie Augrandjean）は火事があった翌日、近所に住むグレニス・アクセルさん（Glenys Axcell、74）宅を訪れ、彼女が飼っているペットを見て驚いた。
グレニスさんの飼っている猫のマイキーとメイジー、そして犬のアルフィーとパブル、アルバートの全ての体毛が青く染まっていた。この青い犬や猫を目にしたのはクリッシーさんだけではなかった。
SNSでは周辺に住む人達の青い動物の情報が相次いだ。地元に住むリンダ・マクレーンさん（Linda Mclean）は、このように明かした。
「私の犬や猫も青くなっています。どうやら近所で起きた火事で青いインクが周辺に飛び散ったようです。消火にあたった消防士全員がまるでスマーフ（青い体を持つ妖精でベルギーの漫画のキャラクター）のようでした。」
また、建設業のテリー・オリバーさん（Terry Oliver）も「車で仕事に行く途中、信じられないものを目にしたんです。一瞬、頭が真っ白になりました。だって、青い猫って見たことないでしょ。思わず写真を撮りましたから」と話している。
火事で飛び散った青いインクはペットだけでなく一部の庭や周辺建物まで青くした。消防隊は青いインクの影響がある付近に溝を掘り、インクが混じった土壌を砂で埋めるなどの対応をしたが、数日間はインクの色が残るものと見られている。
なお、エセックス消防署によると「環境衛生局でインクは無害であることが確認できており、ペットなどは洗い続けるうちに色が落ちていくはず」とのことだ。
画像は『East Anglian Daily Times 2019年2月2日付「‘They looked like smurfs’ - firefighters and pets left covered in blue ink in wake of fire」（Picture: TERRY OLIVER）（Picture: CHRISSIE AUGRANDJEAN）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 MasumiMaher）