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【エンタがビタミン♪】『3年A組』小宮山愛華役の日比美思、生徒役演じ「沢山考えて、ひりひりした心もあった」

TechinsightJapan 2019年3月11日 11時54分

日本テレビ系日曜ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』が3月10日の放送で最終回を迎えた。第1話のオープニングで映った菅田将暉演じる主人公の担任教師・柊一颯が屋上から後ろ向きに倒れていくシーンが現実となるも、10日間におよぶ命がけの授業で成長した生徒たちによって救われる。(以下、ネタバレを含む表現もありますのでご注意ください)

教師と生徒を描いた学園ドラマの代表作『3年B組金八先生』シリーズでは、武田鉄矢演じる主人公の坂本金八先生による授業で生徒役の若き俳優たちが実際に感動して涙を浮かべたという。

『3年A組』で柊先生の授業を受けた生徒たちも同じような体験をしたようだ。普段はブレザーのポケットに手をつっこんでいるリア充生活重視のアッパー女子・小宮山愛華役を演じた女優の日比美思(元Dream5)は、SNSで「3年A組の生徒の1人になれて、本当に幸せでした」とつぶやいている。

彼女は「毎日ワクワクして、沢山考えて、ひりひりした心もあったけれど、全部、全部、青春でした」と撮影を振り返り、「先生からもらった宝物、大切に育てていきます。最後まで本当に、ありがとうございました!」と菅田将暉をはじめ『3年A組』の関係者、そして視聴者にメッセージを送った。

最終回では柊一颯がネットのライブ配信を通して、景山澪奈(上白石萌歌)を死に追いやった真の犯人は「SNSにより無責任な誹謗中傷の言葉を浴びせたお前たちだ」と訴え続けた。

時は過ぎ、三回忌にA組の生徒たちが集まった場面で、教室に一人だけ残った学級委員長・茅野さくら(永野芽郁)が柊一颯の遺影に話しかける。

「先生、あの事件で世の中が大きく変わったなんてことは全然なくて、まるで何もなかったかのように、皆相変わらずせわしなく生きていて…」

「でも、これだけはどうしても言いたくて、あの10日間は私にとって青春でした。先生からいろんなことを教わって、学んで、考えるようになって、だから私やクラスの皆に届いたように、誰かに伝わってほしい、そう願っています。先生の思いが誰かに…誰かに…」

ドラマでは茅野さくらのセリフだが、日比美思がつぶやいたように永野芽郁をはじめキャストたちも生徒役を通して同じような思いを持っていることだろう。

脚本を手掛けた武藤将吾さんは、SNSで「『3年A組』第10話をご覧いただき、ありがとうございました」と礼を述べ「こういう企画を今この時代にできたことに感謝しています。いろんな意見があるでしょうが、もちろんこれが正解なわけではありません。皆さんが何かを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです」とツイートしている。

画像は『日比美思 2019年3月11日付Twitter「『3年A組-今から皆さんは、人質です-』3年A組の生徒の1人になれて、本当に幸せでした。」』『【公式】3年A組-いまから皆さんは、人質です- 2019年3月10日付Instagram「ご視聴ありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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