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【海外発!Breaking News】気に入らない散歩道で死んだふりをする犬(スコットランド)

TechinsightJapan 2019年3月27日 17時0分

スーパーマーケットのお菓子売り場などで駄々をこねて床に座り込んでしまう子がいるように、犬も同じような行動をすることがあるようだ。このほどスコットランドで、気に入らない散歩道ではその場で死んだふりをする犬が話題になっている。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

パース・アンド・キンロスのクリエフに住むミシェル・ブリスランドさん(Michele Bilsland、43)は犬の散歩代行(ドッグウォーカー)をしており、顧客にはロズ・二ブロックさん(Roz Niblock、30)の愛犬で“ベグビー”という名の雄の4歳になるオールド・イングリッシュ・ブルドッグがいる。

今月15日の午後、ミシェルさんはいつものようにベグビーを散歩させることになったが、少しぐずついた天気だったことから普段より短いルートを通ることにした。いつもは直進して森の中を通るのだが、近道するために左へ曲がろうとした。

するとベグビーは1時間ほどのいつもの散歩ルートとは違うことに気付き、地面にいきなり横に倒れたのである。その様子はまるで死んだふりでもしているかのようで、もっと長く散歩したいというベグビーなりの可愛らしい反抗の態度だった。

3か月前からベグビーを散歩させていたミシェルさんにとって、この行動の意味はじゅうぶんに理解していた。しかしこの時、車で通りかかった2人組の男性がベグビーの身に何か問題が起きて倒れていると思い、車を停めて「何かできることはないか?」と尋ねてくれたそうだ。

ミシェルさんは彼らに「この子は大丈夫です。ここから先に行きたくないために駄々をこねて、死んだふりをして拗ねているだけなんです」と説明したというが、これには男性2人も笑うしかなかったことだろう。

そしてミシェルさんが1分ほど待っていると、ベグビーは観念したかのように起き上がりトボトボと歩き出した。ミシェルさんはこの時のことを次のように語っている。

「ベグビーの死んだふりをする行動には慣れていたので、リードを引っ張るのではなく起き上がるのを待っていました。すると1分後には自分から起き上がって歩き出しました。でも少し歩き出すと、また死んだふりをしていましたけどね。」

「こんなベグビーですが、それは本当に面白くて、可愛らしくもあり、不満を感じることは全くありません。またベグビーは体型のわりには1時間たっぷりと散歩するのが大好きで、他に一緒に散歩している2頭の犬の後ろを一生懸命、遅れをとらないようについて行こうとするのです。」

ミシェルさんは、そんなベグビーの様子を自身が運営する会社「Home Alone Crieff」のFacebookページに投稿したところ、2万7千件以上もの「いいね!」がついた。また「これは可愛い」「笑っちゃった」というコメントのほかに、ベグビーと同じように死んだふりをして反抗する愛犬の写真を投稿する人が相次いだ。

さらに「私の2歳の息子も同じことをしています」と幼い男の子が地面に横になっている写真を投稿する人も現れて、笑いを誘っていた。

ちなみに、ベグビーの飼い主であるロズさんは「ベグビーはとても愛嬌があってフレンドリーな犬ですが、時々とっても頑固な時があります」と話している。

画像は『Home Alone Crieff 2019年3月16日付Facebook「So as I said to the two men who jumped out of the van to try and revive the ‘dead dog’.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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