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【海外発!Breaking News】フードブロガー、セクシーすぎる服でレストラン新作メニューを紹介し物議(豪)

TechinsightJapan 2019年5月10日 15時0分

オーストラリアのあるレストランで、セクシーさを売りにする女性ブロガーが新メニューのプロモーションに起用された。しかし女性が着ていた服がセクシーすぎたことから、とんだ物議を醸す結果になってしまったようだ。『news.com.au』などが伝えている。

南オーストラリア州アデレードに住むカリル・バネスさん(Karylle Banez)は、ブログに食に関する情報を提供して収入を得る“フードブロガー”や“ファッションインフルエンサー”として活躍している。カリルさんのインスタグラムには、胸元が大きくあいたクロップトップを着て、ご馳走を前に微笑む自身の写真が多数投稿されており、フォロワーも6万3千人を超える勢いである。

そんなカリルさんがアデレードにあるレストラン「Fine and Fettle」とパートナーを組み、ディナーの新作メニューを紹介することになった。

4月26日に撮影を終了し、レストランはFacebookで今月3日に自慢の料理を前にポーズを取るカリルさんの写真を投稿した。

しかしフォロワーの目が釘付けになったのは、陶器に盛られたボリュームのあるサンドイッチや数々の創作料理ではなく、カリルさんの服装だった。彼女は見せブラとして人気の“ブラレット”を身につけており、これが多くの人の逆鱗に触れた。寄せられたコメントは概ね次のようなものだった。

「この店に全くふさわしくない。」
「この格好でマーケティングを成功させようなんて、ナイトクラブじゃないんだから。」
「半裸の女性が食事している店にどんな客が来るのか、きちんと考えないと。」
「この子はきれいだと思うけど、レストランのイメージとはかけ離れているね。」
「ジェントルマン・クラブのプロモーションかと思ったよ。」
「趣味が悪すぎる。クラシックなレストランには、こんな安っぽい子は似合わないよ。」
「これってブラジャーじゃないの? 酷いね。」

これに対してレストランは6日、Facebookでこのように反論した。

「カリルは実在する、心を持つ人間です。うちのレストランの常連でもあり、私たちが招待したのです。着ているもので人を判断するなんて、ただのイジメにすぎません。私たちは厳しいドレスコードを設定しているわけでもありませんし、誰が何を着ていようと歓迎します。服装で差別をすることは許されません。」

さらにこのレストランの投稿をサポートする声もあがった。

「カリルはファッショナブルなだけよ。女性は好きなものを着る権利があるわ。彼女はボディに自信があって、食べることが好きなだけ。それでいいじゃない。」
「あれはブラジャーではないわ。カリルのインスタグラムを見てごらんなさいよ。彼女はクロップトップやブラレットを着ることで有名なの。カッコいいじゃない。あれが彼女のスタイルなのよ。」

『Today』によると、カリルさんが身につけているブラレットは“Meshki”というブランドでリアリティスターのカーダシアン&ジェンナー姉妹、スーパーモデルのベラ・ハディッド、歌手のアリアナ・グランデなどが愛用しているそうだ。

常にファッショントレンドが進化している現代、レストランでのブラレットを非常識とするのか、それともファッショナブルと見るのか、意見が大きく分かれるところなのであろう。

画像は『karylle 2019年5月5日付Instagram「What a fun weekend of free beauty tutorials thanks to @myercentreade」、2019年4月26日付Instagram「Love cafés getting onto the dinner scene!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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