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【海外発!Breaking News】母親の遺品整理中、冷凍庫から乳児の遺体 見つけた息子「私の姉かも」(米)

TechinsightJapan 2019年8月1日 21時0分

「事実は小説より奇なり」というが、このほどアメリカで母親の遺品整理をしていた男性が乳児と思われる遺体を発見し困惑しているようだ。遺体についての事実を話すことなくこの世を去った母親に、男性は怒りすら覚えたという。『KSDK.com』『Washington Post』などが伝えている。

米ミズーリ州セントルイスに住むアダム・スミスさん(Adam Smith、37)は7月21日、母親バーバラさん(Barbara)を肺がんで亡くした。

1週間後の28日、アダムさんはバーバラさんが20年以上も住んでいたアパートを引き払わなければならないために遺品の整理をしていたが、冷凍庫の中にビニール袋に包まれた箱があることに気付いた。

実はこの箱、アダムさんが物心つく前からあったという。かつてアダムさんが箱の中身について尋ねると、バーバラさんは「ウェディングケーキの上に載っていた飾りを保管している」とだけ言われ、それ以上はあまり話したがらなかったそうだ。

今回アダムさんは、その箱を冷凍庫から取り出して中を確認することにした。「多少の現金が入っているかも」と少しだけ期待していたそうだが、箱をナイフで切り開けるとさらにピンク色の布で何かが包まれていた。

それを箱から取り出すと、布を通して小さな足に触れた。ようやくそれが何なのか分かった瞬間にアダムさんは我を失うほど驚いてしまったそうで、後にこう明かしている。

「それは小さな赤ちゃんでした。ミイラ化しているものの、皮膚や髪の毛も全て残っていました。すぐにそれを箱に戻して、警察に通報しました。」

警察官が到着した後、アダムさんは検査官にDNAサンプルを提出した。遺体は検死解剖が行われるが、DNA鑑定によって誰の子供なのか、出生時に生きていたのかなども判明するという。

その鑑定結果はまだ出ていないが、アダムさんは少し前に親戚から、自分が生まれる前にバーバラさんは双子を出産していたという事実を聞かされた。双子は一人は死産で、もう一人は養子縁組に出されたそうだ。

またアダムさん自身も生前のバーバラさんから、出産してすぐに亡くなってしまった子供がいたことを聞いており、アダムさんは「この遺体は私の姉かもしれない」と推測している。

現在37歳になるアダムさんだが、この箱は37年以上も前から、たとえ引っ越して冷蔵庫が変わったとしても常に冷凍庫に入っていたようだ。自分の姉かもしれない遺体が入った冷凍庫の食品を幼少期から口にしていたアダムさんは、「私の中で混乱していますが、同時に怒りがこみ上げてきます。今はただ、気持ちの整理をつけるために多くの答えが欲しい」と語っている。

画像は『KSDK.com 2019年7月30日付「‘I want more answers’ | Man finds frozen baby in mom's freezer in south St. Louis」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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