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【海外発!Breaking News】ペットシッター、生後10週の犬を床に叩きつける姿が監視カメラに(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2019年8月27日 5時50分

ペットの飼い主向けに開発されたマッチングアプリ「Rover」は、旅行や外出する時に気軽にペットシッターを利用できるとあってアメリカでは大人気だ。しかし知らない者同士がアプリで繋がるため、時にはとんでもないペットシッターが派遣されることもあるようだ。『ABC7』『The Irish Post』などが伝えている。

カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡ビクタービル在住のアマンダ・ロイさんとブライス・ホートンさんは、生後10週のラブラドール・レトリバー‟ルーシー”をマッチングアプリ「Rover」を通して見つけたペットシッターに預けて外出した。2人は万が一に備えて、自宅の様子をいつでもモニタリングできるように携帯電話対応の監視カメラを設置していたのだが、これがペットシッターのとんでもない行為を暴露することになろうとは思いもしなかった。

自宅から140キロ以上離れた場所に来ていた2人の携帯電話にその日、監視カメラが大きな動きを検知したことを知らせる‟モーションアラート”が鳴った。すぐに映像を確認した2人は、ペットシッターの信じ難い行動を目のあたりにしてショックを受けた。

ペットシッターはルーシーを両手で抱えたままキッチンにやってくると、そのまま床に叩きつけたのだ。ルーシーは衝撃で足がもたつき、きちんと歩くこともできずにもがいている。

驚いたブライスさんは「今、やったことを見ていたぞ。今すぐ荷物をまとめて出て行きなさい!」とカメラを通して怒鳴りつけたのだが、ルーシーが心配で居ても立っても居られなくなり急遽家に戻ることにした。

ブライスさんは「自宅に帰る車の中で、動画を何回も見ましたよ。ルーシーは床に投げられた後、ほとんど動かなくなったのです。きっとどこか怪我しているのではと気が気ではありませんでした」と当時のことを振り返っており、アマンダさんも「ペットシッターは苦しそうにしているルーシーを見ても何もせず、突っ立って見ているだけ。ペットにあんな態度をとるなんて、シッターとして失格ですよ」と憤慨している。

その後の検査でルーシーには異常がなかったことが判明し、アマンダさんはホッとした様子でこのように述べた。

「そもそもペットシッターを利用したのは、誰もいない家に幼いルーシーを長い時間置いていくのが心配だったからです。ルーシーは家族と一緒ですからね。ペットシッターを信用して家に入れたのに、こんなことになって本当に残念に思っています。」

なおこのペットシッターは家を去る前にカメラを通して謝ったそうだが、「Rover」は「ショッキングな出来事であり、到底許せるものではない」としてこの女性を解雇し、動物虐待の容疑でアニマル・コントロール・サービスに通報した。またルーシーにかかった医療費を全て負担することも約束している。

この動画を見た人々からは「骨折していなくて良かったね」「酷い場合は、内臓にだって影響が出たりするよ」「この女はなぜペットシッターを仕事にしてるんだろう」「アプリで大事なシッターを探そうとするのが間違い」「監視カメラを設置しておいてよかったね」「この女性は罰を受けるべき。そうでないと同じことが繰り返されると思う」などのコメントが寄せられている。



画像は『ABC7 2019年8月6日公開 YouTube「Video shows pet sitter throw puppy on floor at Victorville home」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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