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【エンタがビタミン♪】草なぎ剛&香取慎吾にCM演技賞 再出発後の受賞に「本当に嬉しい」“兄弟”役で息の合った掛け合いも

TechinsightJapan 2019年11月2日 16時50分

草なぎ剛(45)と香取慎吾(42)がともに出演したCMで2人が演技賞を受賞した。SMAP時代から“しんつよ”と呼ばれる仲良しコンビで、アンファーのCMで頭の生え際がかなり後退した兄弟役を演じた2人。草なぎは「僕らが新しい環境になってからいただいたお仕事で評価していただき本当に嬉しい」と語っており、2017年9月に香取慎吾、稲垣吾郎と一緒に再スタートを切ってから約2年、その香取とともにCMで演技賞を受賞したことは喜びもひとしおだったようだ。

11月1日に都内で開催された『2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS』贈賞式に出席した草なぎ剛と香取慎吾。アンファー『アンファー・ミノキ兄弟2018/出会い篇他3篇』での演技が評価され、同アワード「フィルム部門(テレビCM)・演技賞」を受賞した2人は、それぞれトロフィーを受け取り、その喜びをスピーチした。



「このような名誉ある賞をいただきまして本当に心より感謝し、本当に嬉しく思っています」とお礼を述べた草なぎ剛は「このCMでは香取くんと兄弟役ですが、僕の方が背が低かったりして、香取くんの方がお兄ちゃんだと思われている方もたくさんいるんです」と世間の認識に触れて「けど、このCMで僕は『兄』と言われてちょっと偉くなった気がして、いつも気分がいい撮影なんですよ」と微笑んだ。



そして「(30年近く一緒にいる香取と)兄弟という役をあまりやったことがなくて、僕もとても好きなCMです」と仲良しコンビでの兄弟役に喜び、「僕らが新しい環境になってからいただいたお仕事でこのような形で評価していただいて本当に嬉しく思っています。またこの賞をきっかけに自分の原動力に変えて頑張っていこうと思っています」と意欲を見せた。

続けて香取慎吾は「演技、お芝居を小学生の頃から30年以上させていただいていますが、賞というものをあまりもらったことがなく、この演技賞のためにここまでやってきたんだなと。演技で賞をもらえたのはこのアンファーのミノキ兄弟というのが一生僕の中に残ります」と少々オーバーに喜びを表現すると会場から笑いが漏れた。



さらに「この賞をいただいたのは本当に子どもの頃から僕の本当の兄のように慕ってきた草なぎさんのおかげだと思っています。草なぎさんと兄弟役というのでこれをひとりで乗り越えることはできなかったと思います。草なぎさんは俳優としてもとても憧れの人で…」と草なぎを褒め続けると、ここで草なぎが「もう別に僕のことは(いいよ)…」とストップさせた。そして「すごく嬉しいよ、兄さん」「弟よ」と息の合った兄弟のやり取りを披露して会場を沸かせた。写真撮影では背の高い香取が草なぎの肩に手をまわし2人の絆をうかがわせ、笑顔をあふれさせた。



その後、2456本のCMの中から最高賞「ACCグランプリ」も同CMが受賞したことが発表された。もう1作品、寺田心出演のブックオフコーポレーション『フィクションは本だけに店員篇他1篇』も受賞し、心くんは「BOOKOFF」のエプロンをつけて登場。もしや草なぎと香取もあのヘアスタイルで再登場するかと期待したが、そうではなかった。しかし思えば長寿番組となったフジテレビ系『SMAP×SMAP』でも数々のコントで“アイドルの被り物”先駆者としても活躍してきた2人。生え際が後退したヘアスタイルがお茶の間に多大なインパクトを与えたCMではあるが、この2人なら潔くこのヘアスタイルも受け入れたのでないか。



この2人が演じたミノキ兄弟は「人のよさそうな、仲の良いかわいらしい兄弟」という設定。まさにぴったりの役柄でツイッター上でも「おめでとうございます」という多数の祝福とともに「初めて見た時はびっくりしながらも、親しみがありすぐに大好きになりました」「お二人ともとっても素敵な笑顔で、私も本当に嬉しいです」、また稲垣吾郎が「ケ太郎」役で出演したアンファー『スカルプDティザー篇他2篇』も「ACCシルバー」を受賞したことから「しんつよならではのミノキ兄弟と吾郎さんならではのケ太郎最高です」「3人一緒の受賞とっても嬉しいです」「CMからも幸せ沢山ありがとう」「CM、ドラマ、映画、音楽などなどこれからも楽しみにしています」などのツイートが見受けられる。





(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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