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【エンタがビタミン♪】姫野和樹“ジャッカル”流行語大賞有力候補の声 子どもから女性ファンまで浸透

TechinsightJapan 2019年11月6日 19時20分

『ラグビーワールドカップ2019』で初の8強入りを果たすも、準々決勝で強豪・南アフリカに敗れた日本代表だが、その人気ぶりから何かと忙しい。11月4日放送の日本テレビ系スポーツバラエティ番組『くりぃむしちゅーの!THEレジェンド』の“ラグビースペシャル第2弾”には、日本代表メンバー7名が出演した。南アフリカ戦から3日後の収録で、田中史朗選手によると「ずっとテレビに出させて頂き、家も帰れてない」というほどタイトなスケジュールだ。そんな日本代表に絡むパワーワードが『新語・流行語大賞』に5つノミネートされた。

なかでも姫野和樹選手の代名詞となった「ジャッカル」は、大賞の有力候補と言えるだろう。3日放送の『Going!Sports&News』では、彼をゲストに迎えてその“ジャッカル”について取り上げていた。

W杯会場でインタビューしたVTRでは、子どもたちが「ジャッカル」「タックルしたすきにパッと取るやつ」と真似て見せ、ラガール(女性ラグビーファン)も「ジャッカル姫野!」「姫野選手がいっぱいやっていて、どういうプレーかわかりました」という。

ジャッカルとは倒れている相手からボールを奪いに行くプレーで、倒れた選手がボールを離せないようにして反則を誘う狙いもある。姫野選手は今大会で4回ジャッカルに成功しており、実況アナウンサーが「姫野ジャッカル成功!」と連呼したものだ。

番組では姫野選手がジャッカルのコツを「タイミングが命だと考えており、ボールに絡むところまでいくタイミングは一瞬なのでそこによく入れるかどうかが大事」と説明。さらに「クイっと捻るようにボールを取ると相手がボールを保持し難い」、「相手がダウンボール(ボールを離す)する前にボールをつかんじゃう。これでノットリリースザボールというペナルティを誘う」、「他の相手がバンバン突っ込んでくるので、体を小さく丸めて入られにくいようにしてボールをしっかりつかむ」、「自分は立っていないといけない。前に倒れ込むと相手側のペナルティになったり、膝をついたらボールを離さなければならない」、「相手がボールをつかんで離さないよというアピールも必要」など実践的に話してくれた。

ラグビー経験があるMCの上田晋也に「倒れないようにするコツは?」と聞かれ「体をコンパクトに縮める。あとは本当に気合です」と答えたところ、「最後は気合? 重心の掛け方とかないんですか?」と確認されるが「ありますけど、僕はもう気合だと思います」と言い切ると上田も笑っていた。

そんな姫野選手に上田は「ジャッカルが流行語大賞の可能性あるね」と期待していたが、実はTwitter上でも「今年の流行語は『ジャッカル』ありやなw」、「流行語大賞 『ジャッカル』選ばれてほしい」、「ラグビーという競技でいかにボールを奪うプレーが貴重かを理解させ、キャッチーな呼び方で一般層に浸透させる。もはや『ジャッカル』は今年の流行語にノミネートされてもおかしくない」という声が目立った。

他にもW杯や日本代表絡みで「ジャッカルとオフロードは今年の流行語候補だな」、「今年の流行語大賞は ワンチームかビクトリーロードのどっちか。 次点がジャッカル」、「流行語大賞予想はトライ、リーチ、ペナルティーキック、ジャッカル、スクラム、ハカ、オールブラックスなど てかラグビーばかりだ」、「個人的にデクラークはジャッカルに次いで今年の流行語大賞候補」などのツイートが見受けられた。

そこに来て6日、『現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞』ノミネート30語が発表され、ラグビーW杯日本代表チームに関しては「ONE TEAM(ワンチーム)」、「笑わない男」、「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」、「にわかファン」そして「ジャッカル」がノミネートされたのである。

昨年はプロ野球日本シリーズでMVPに選ばれた福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也捕手の「甲斐キャノン」が流行語大賞候補と期待されながら選ばれなかったが、ラグビーW杯は日本のみならず世界から注目されたからだろう。こうなると大賞に「ジャッカル」をはじめ5つの中から選ばれるのか楽しみだ。

画像は『姫野和樹 2019年10月11日付Twitter「必ず勝って胸張って決勝トーナメントにいけるように頑張ります!」、2019年10月21日付Twitter「僕にとって最高のチームと最高のファンの皆さんの前でラグビーができたこと、かけがえのない大切な時間になりました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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