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【エンタがビタミン♪】久本雅美、ワハハ本舗の無観客公演は「きついなあ!」 柴田理恵「笑って免疫力上げて」

TechinsightJapan 2020年2月26日 17時37分

久本雅美や柴田理恵が所属する「ワハハ本舗」が3年ぶりの全体公演『王と花魁』を5月27日から全国各地で開催する。その宣伝隊長となった歌手で俳優の泉谷しげるをリスペクトするライブイベントが26日、池袋西口公園野外劇場(東京都豊島区)にて実施された。泉谷も審査員として登場したが、自身の代表曲『春夏秋冬』を急遽弾き語りする一幕もあった。また全国各地で影響を及ぼしている新型コロナウイルス(COVID-19)にも言及した。

『王と花魁』記者発表イベントでは、次々にワハハ本舗の面々が登場し、それぞれ趣向を凝らした泉谷しげるの楽曲にまつわる演目をパフォーマンスした。一般の人も観覧自由のため、ファンだけでなくたまたま通りがかった人たちもステージを寒空の下で楽しんだ。審査員の泉谷は登場するなり、新型コロナウイルス対策が求められているなか「こんなときにやっていいのか?」と疑問を投げかけ「みんな帰ってください」と呼びかけ、イベント終了後にも「こんな時期に私なんかをリスペクトしている場合じゃないだろ」とツッコミつつも、「ありがたいですねぇ」としみじみ。



全国各地のイベントやライブが中止になったり、Jリーグが公式戦延期を決定するなど新型コロナウイルスの影響があちこちに及んでいるが、久本雅美は「一日も早く終息を願っています。劇場もなかなか(公演開催が)難しくなってくる」と神妙な表情に。「ワハハ本舗は無観客公演は?」と聞かれて久本は「きついなあ! きついなあ! 役者のテンションも上がんないでしょ。どこに向かって私たち面白いことやってるの?」と嘆きまくった。



新型コロナウイルス感染対策は「おしっこをいっぱいすることだよ」とイベント中も何回もトイレに行った泉谷しげるは、「いっぱい飲んで熱い鍋食って。自分たちは元気な姿を見せなくてはいけないので、一応気を付けてる」と明かし、さらに「これを乗り越えていこうという気力ですよね。このまま負けてたら日本経済ダメになっちゃうよ」とハッパをかけた。久本も「(ワハハ本舗の公演で)笑いでもって皆さんに元気になっていただけたら一番」と言うと、柴田も「笑うと免疫が上がるからね。どんどん上げていかないと」と同意した。



泉谷しげるをリスペクトするライブでは、ポカスカジャンの大久保ノブオが泉谷の『黒いカバン』を講談風にアレンジ。同じくポカスカジャンのタマ伸也は、なにわのてつ、津軽三味線演奏家の浅野祥とともに『火の鳥』を演奏して優勝した。柴田理恵は今ハマっているというNHKのドラマ『おしん』を泉谷の楽曲『春のからっ風』に乗せてミュージカル風に熱演し、「おしんの“しん”は辛抱の“しん”」を連発した。久本雅美はクイーンのフレディ・マーキュリーに扮して、クイーンの楽曲のメロディーに乗せて、歌詞は泉谷しげるの楽曲から引用したパフォーマンスで沸かせた。



イベントライブの最後には泉谷しげるが急遽ギターを弾き語りし、観客も立ち上がって一緒に歌い、大盛り上がりのフィナーレとなったが、久本雅美は「最後に泉谷さんがギターを持って『春夏秋冬』を歌われることは予定になかったので、本当に感謝」と述べると、柴田理恵も「『ギター持ってこい』と(泉谷に)言われたときには鳥肌が立ちましたよ」と大興奮。泉谷本人は「やっぱりね、うずうずしてきた。俺にやらせろと。みんなの芸がよかったんだよ」と笑顔を見せた。



ワハハ本舗の全体公演『王と花魁』は5月27日から全国各地で開催。「歌舞伎とか日本の伝統芸能をワハハ流にやったらどうなるんだろう」というコンセプトの公演だが、“宣伝隊長”泉谷しげるは出演しない。久本雅美は「劇場に来て、柴田や私が『テレビと全然違うな』という人がいるんですよ。そのギャップを好まれるか嫌がられるかどっちかなんです」と笑い、「ぜひ地方の方も楽しみに待ってていただければ」とメッセージを送った。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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