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【エンタがビタミン♪】菅田将暉「#うたつなぎ」で『あゝ、荒野』主題歌を弾き語り 次々と繋がる輪はどこから始まった?

TechinsightJapan 2020年4月11日 12時5分

星野源が4月3日にインスタで公開した楽曲『うちで踊ろう』とコラボした動画をSNSに公開する動きが広がりを見せている。一方で、アーティストを中心に広がっているのが、SNSで呼びかけて楽曲をパフォーマンスしていく「#うたつなぎ」だ。その繋がりが俳優でアーティストの菅田将暉にも回って来た。菅田は自身がアカデミー賞最優秀男優賞を受賞した主演映画『あゝ、荒野』の主題歌『今夜』をギターで弾き語っているが、彼に届いたこの「#うたつなぎ」はどこから始まったのだろうか。

菅田将暉は4月10日午前3時前、Twitterで「怖い先輩…から届いたリクエストの曲を唄わされました」とロックバンドBRAHMANの楽曲『今夜』を弾き語る動画を公開した。菅田とヤン・イクチュンがダブル主演を務め岸善幸監督がメガホンをとった映画『あゝ、荒野』(2017年)の主題歌に起用されたナンバーだ。

この「#うたつなぎ」によって大黒摩季、ISSA(DA PUMP)、ジャンケン・ジョニー(MAN WITH A MISSION)、藤巻亮太などが参加したことでその現象はメディアにも取り上げられた。他にも和田唱(TRICERATOPS)、竹原ピストル、中村中、奇妙礼太郎といった顔ぶれが参加しており、お笑い芸人の小沢一敬(スピードワゴン)に繋がってそこからザ・ボヘミアンズに呼びかけたケースもある。 

一人のアーティストが複数に呼びかけて派生しているので相当数の「#うたつなぎ」になっているが、そのなかで菅田将暉から遡って1つのルートを辿ってみると次のような繋がりが見られた。

まずは『BRAHMAN / OAU(tacticsrecords)ツイッター』から、9日の夕方4時頃に「#うたつなぎ」のタグとともに「菅田将暉へリクエストは…『今夜』で! by T」と回って来たもので、BRAHMANで「T」とくればボーカルのTOSHI-LOWということになる。

TOSHI-LOWはバンド・TOTALFATのShunから「#うたつなぎ」で『今夜』をリクエストされて弾き語った動画をTwitterで公開していた。そこからTOSHI-LOWが「#うたつなぎ」で菅田将暉にも『今夜』をリクエストしたわけである。

菅田はツイートで「次は、優しい先輩…に託します。ひゅーいくん『花瓶の花』を下さい」と仲の良いシンガーソングライターの石崎ひゅーいに「#うたつなぎ」を回していた。

「菅田将暉」、「TOSHI-LOW(BRAHMAN)」と遡っていけば「Shun(TOTALFAT)」、「J-REXXX」、「前川真悟(かりゆし58)」、「コザック前田(ガガガSP)」、「クマガイタツロウ(ワタナベフラワー)」、「高木芳基(ザ・マスミサイル)」、「魁-KAI-(天体3349)」、「りさボルト」、「湯野川広美(ジン)」、「竹下麻衣子(IRabBits)」、「PON(ラックライフ)」ときて「一雅(HEADLAMP)」「ISATO(LOCAL CONNECT)」に行きつく。

『一雅』Twitterでは3月31日に「歌は繋がります。@ISATO020911 音楽が世界を照らす! どこまでも繋がってくれ~!」と「#うたつなぎ」「#負けへんぞコロナ」のタグをつけて弾き語る動画を配信。『ISATO_LOCAL CONNECT』Twitterでも同日に「歌よ、CONNECTしてくれ!」と「#うたつなぎ」のタグとともにアカペラで歌う動画を公開していた。

一雅によると、お笑い芸人・庄司智春が3月27日にTwitterで「ギャグつながれ!」と「#ギャグつなぎ」「#ふざけんなコロナ 」のタグをつけてギャグ動画を投稿したところ広がっていくのを見て自分も行動を起こしたという。

また一雅は4月10日にTwitterで「やりたいと思って、すぐISATO @ISATO020911 君にライン飛ばした。この人達の歌が持つ力を信じてるからきっと面白いことになると思って、やらへん?って言うと始めてくれたこの人のお陰」とスタートした当時を振り返っている。

この「#うたつなぎ」が今では200以上の動画が公開されるほどの広がりを見せているのだ。ちなみに直近ではISSA(DA PUMP)は相川七瀬、石崎ひゅーいは山田将司(THE BACK HORN)に「#うたつなぎ」を呼びかけていた。

#うたつなぎ怖い先輩 @tacticsrecords から届いたリクエストの曲を唄わされました。次は、優しい先輩 @huwie0307 に託します。ひゅーいくん「花瓶の花」を下さい。 pic.twitter.com/Ukcj1evUYm— 菅田将暉 (@sudaofficial) April 9, 2020

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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