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【エンタがビタミン♪・番外編】藤原啓治さんの訃報に『HUNTER×HUNTER』で共演した日高のり子が沈痛 『クレしん』劇場版に涙する人も

TechinsightJapan 2020年4月17日 17時50分

アニメ『クレヨンしんちゃん』の初代・野原ひろし役で知られる声優の藤原啓治さんが4月12日、がんのため亡くなった。藤原さんは他にもアニメ『HUNTER×HUNTER』のレオリオ役、映画『アイアンマン』日本語吹替版のトニー・スターク役、ゲーム『ファイナルファンタジーVII リメイク』のレノ役、ドキュメンタリー特別番組『激録・警察密着24時!!』(テレビ東京)のナレーションなど数々の作品で活躍しており、『HUNTER×HUNTER』シリーズでクラピカ役を務めた声優の日高のり子が訃報を受けて4月16日にTwitterで「藤原さん…」と沈痛な思いをつぶやいている。

藤原啓治さんは2016年8月8日に病気療養のため休養に入ることを発表して、レギュラーを務めていた『クレヨンしんちゃん』をはじめ担当作品は代役が立てられた。

2017年8月11日に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』日本語吹替版のトニー・スターク(アイアンマン)役で復帰して活動を再開したが、このたび声優プロダクション「AIR AGENCY」公式サイトで4月16日に「弊社代表取締役及び所属声優である藤原啓治が癌のためかねてより闘病中のところ令和2年4月12日満55歳で逝去いたしました」と公表した。

実在の文豪を扱ったドラマCD『文豪シリーズ』(APPLE FOREST)では夏目漱石役を務めており、3月7日に『AIR AGENCY』公式Twitterで「藤原啓治って者なんだが…このところドラマCD文豪シリーズ絡みのTweetが多いなぁとか思っているんじゃないかね? でも仕方ないと諦めてくれんか…だって文豪シリーズが気に入ってんだもん」とつぶやいていたものだ。

突然の訃報に日高のり子が「藤原さん…またいつかスタジオで会えると思っていたのに残念です。お疲れ様でした。どうぞ安らかに…」とツイートしたところ、フォロワーから「本当に悲しいです」、「嫌です。信じられません」、「声優界は本当に惜しい方を失いましたね…。まだ55歳と若いのに。ご冥福をお祈りします」といった声が寄せられた。

藤原さんの代表作の1つ『クレヨンしんちゃん』を思いながら追悼する人も多い。声優・野沢雅子のものまねを得意とするお笑い芸人の田島直弥(アイデンティティ)は、偶然にも劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』(2002年)を観たばかりだった。16日にTwitterで「昨日…初めて観たところだったんです。。そもそも、クレヨンしんちゃんの劇場版を観るのも小学生ぶりのことで、すごく感動したんですが、まさかこんなニュースが…」と冥福を祈っていた。

コメディアンで俳優のなだぎ武は、藤原さんの訃報を知って16日にTwitterで「放送が始まった頃はもういい大人だったので、実はちゃんと見た事がなかったクレしん。映画は特に名作が多くて泣ける…とは聞いてた…」と明かし、知り合いから勧められた劇場版『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014年)を前に「さぁ、泣く準備は出来てる」とつぶやいた。

アイデンティティ田島やなだぎ武のツイートには、それぞれのフォロワーから「私も、昨日たまたまヒロシの話を子どもとしたところだったんですよ。悲しいですね」、「戦国大合戦は しんちゃんの映画の中でも 本当に泣けますよね、喪失感でいっぱいです」、「ウチの娘(当時5歳)もロボとーちゃん観て泣いてました。小さい子にも名作はわかるんですね」などの反響があった。

画像は『「APPLE FOREST」公式 2020年3月3日付Twitter「キャストコメント公開中」』『日高のり子 2020年3月25日付Instagram「お仕事の中でも最近多いのがナレーション。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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