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【海外発!Breaking News】頭が2つあるヤギが誕生「日に日に力強さを増している」と農場主(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2020年4月22日 5時50分

米ウィスコンシン州の農場で、2つの頭を持つヤギが誕生し話題になっている。ヤギは2つの口でミルクを飲むことが可能で、農場のオーナーのケアのもと日に日に逞しく成長しているようだ。『LADbible』『FOX 11 News』などが伝えた。

ウィスコンシン州シャワノ郡ウィテンバーグにある家族経営のヤギ農場「ニュースキー・ファーム(Nueske Farms LLC)」で今月5日、頭が2つあるオスのヤギが誕生した。農場主のジョセリン・ニュースキーさん(Jocelyn Nueske)は、「頭が2つある牛やトカゲは見たことがあるけど、ヤギは初めて」と驚きを隠せない様子で、赤ちゃんの誕生についてこう語っている。

「その日は、2匹の赤ちゃんが産まれたのです。母親のヤギは1匹を産み終えると苦しみ出し、私が分娩の介助を行いました。そして産まれてきた赤ちゃんをよく見ると、頭が2つあることに気付いたのです。ショックでしたよ。赤ちゃんは4つの脚と4つの目を持ち、耳と口と鼻は2つずつあったのです。うちの農場では毎年700匹のヤギが誕生していますが、これは初めての経験でした。」

ジョセリンさんはこのヤギを、ローマ神話に出てくる2つの顔を持つ双面神にちなんで“ジェイナス(Janus、日本語ではヤーヌス)”と名付け、自宅でケアすることに決めた。ジェイナスは2つの頭を自分で支えることができず、訓練をしなければ立つことさえできない。また哺乳瓶を使ってミルクを与える必要もあった。

ジョセリンさんはファームのFacebookにジェイナスの様子を投稿し、次のように述べている。

「何もかもが初めての経験で、ジェイナスがどのくらい長く生きられるのかは全く想像もつきません。獣医の診察では、頭蓋骨も脳も2つしっかりと形成されており、頭以外の身体の部分には大きな問題は見られないとのことでした。」

「ただ4つの目のうち、真ん中の2つは機能していない可能性が高いようです。また口蓋(口の中の天井部分)が生まれつき割れている“口蓋裂”が左右に見られるため、将来手術をする必要があるようです。それでもミルクをよく飲んでいます。」

「ジェイナスが歩けるようになるにはまだ時間がかかると思いますが、様々なセラピーを取り入れてケアを続けています。1か月以内に歩けるようになることを目標に、私たちはできるだけのことをしてサポートを続けるつもりです。」

ちなみにこのニュースには、「すごい生命力だ」「ジェイナスの成長を楽しみにしているよ」「早く自分で立てるようになるといいね」「長く生きられることを祈っているよ」「可愛いね」「2つの頭を持った動物が長く生きる例はあまりないと思う」「人間のケアなしでは生きていけないんじゃないのかな」「これはかわいそう」といった様々なコメントがあがっている。



画像は『“Nueske Farms LLC.” 2020年4月13日付Facebook』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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