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【海外発!Breaking News】真夜中に現れた光る悪魔に怯える母親、夜光塗料のパジャマを着た息子と判明(米)

TechinsightJapan 2020年5月3日 21時0分

海外には悪魔の存在を信じる人が多いようだが、アメリカに住む女性が夜中に光る口と眼光だけの得体の知れないものが現れ、悪魔だと思い込み必死に神に救いを求めた。しかしその正体が、2歳の息子が着ていた夜光塗料が施されたデザインのパジャマだったことが分かり、ホッとしたようだ。『LADbible』『POPSUGAR』などが伝えている。

北米では中古住宅を購入する人が多く、なかには築100年以上もの家をリフォームして住む人も少なくない。米インディアナ州に住むアンジェラ・ケルセイさん(Angela Kelsay、36)も夫ネイサン・スミスさん(Nathan Smith)、3人の子供達と共に築120年の家に住んでいる。

家の古さで心霊現象が起こるなどとあまり想像したことのないアンジェラさんだったが、今年2月のある真夜中のこと、この世のものとは思えないものを目にして恐怖におののいた。すでにベッドに入って就寝中だったアンジェラさんは、寝室のドアがきしむ音を立てながら開いたことに気づいた。

アンジェラさんはこの時、末っ子で2歳のレノックス君(Lennox)が同じベッドで眠りたいためにやって来たのだと思い、眠い目をこすりながらドアの方に目をやった。しかしそこには暗闇の中に浮かぶ、青白く光る鋭い眼光が不敵な笑みを浮かべてアンジェラさんを睨みつけていたのだ。

アンジェラさんは「悪魔がやって来た」と思い、恐ろしさで完全に体が凍りついてしまった。夫のネイサンさんは不在で、他に助けを求める人もいなかったようだ。普段は神に祈ることなどないアンジェラさんだったが、悪魔を追い払うため必死に神に救いを求めた。それでも光る眼光は、彼女の祈りも虚しくどんどん近づいてきたという。

「神に見捨てられた」と思った瞬間、光る眼光が「ママ?」と語りかけてきた。その声がレノックス君のものだと悟ったアンジェラさんは、安堵してベッドサイドの灯りを点けた。紛れもなくそこにレノックス君がいたのだが、彼はニンジャ・タートルズの目と口の部分に夜光塗料が施されたデザインのパジャマを着ていた。悪魔の正体は暗闇の中で発光する息子のパジャマであった。

アンジェラさんは今回の経験を2月26日に個人のFacebook、そして3月31日にも自分が運営するFacebookページ「Midwest Mama:Basketball, Bows, and Boogers」に投稿したところ、「この話で何日も笑ってるわ」「レノックスはまさに忍者のようだね」といった声が寄せられ、6万3000件以上の「いいね!」が集まった。

またアンジェラさんは投稿の中で、5年前に実話をもとにしたホラー映画『Paranormal Activity(邦題:パラノーマル・アクティビティ)』を見たことがきっかけとなり、悪魔に関連したものに恐怖を感じるPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていることを明かしている。しかしながら今回のアンジェラさんの投稿は多くの人が面白い出来事として捉えたようだ。

ちなみにアンジェラさんは地元の会社と提携してTシャツを販売しているのだが、今回の経験からヒントを得たのか、目と口に夜光塗料を施したデザインのTシャツを最近発売したようだ。彼女は売り上げの一部を新型コロナウイルスの影響により失業した人や障害を持つ人達のために寄付するという。

画像は『Angela Kelsay 2020年2月26日付Facebook「I don’t do scary movies...」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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