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【海外発!Breaking News】PTSDで苦しむ女性に寄り添う犬「つらかったら僕の肩で泣けばいいよ」(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2020年5月7日 19時46分

不安で仕方がない時「大丈夫だよ」と抱きしめてもらうと不思議と気持ちが落ち着いてくるものだ。4月下旬、アメリカに住む26歳の女性がInstagramに投稿したゴールデン・レトリバーとの温かいハグの動画が注目を集めている。『InspireMore.com』などが伝えた。

米ワシントン州スポケーンに住む写真家のジェニファー・メドラノさん(Jennifer Medrano、26)は、2頭のオスのゴールデン・レトリバー、“キコ(Kiko、8)”と“ワトソン(Watson、5)”を飼っている。ジェニファーさんはキコが生後8か月の時にレスキュー団体から引き取り、ワトソンは2015年6月に「エモーショナル・サポート・ドッグ(ESD)」として家族の仲間入りをした。

ジェニファーさんは、ワトソンについて『Daily Mail Online』にこう語っている。

「あの頃から私は精神的に不安定で、人と接することに恐怖や不安を感じることがあったの。だから私の精神面のサポートをするESDを探していたのよ。そして複数の犬と面会してやっとのことで見つけたのが、まだ生後7週だったワトソンだったの。」

「ワトソンが我が家にやって来たのは生後8か月頃で、一番最初にハグを教えたの。しつけや他の芸もできるようになったけど、ワトソンが一番好きなのはハグだった。そのうち私が指示を出さなくても、不安な時は抱きしめてくれるようになったのよ。」

「キコは当時、攻撃的で他の犬を寄せ付けないところがあったから心配したわ。でもワトソンだけは不思議と受け入れたの。2頭は一緒に寝て、抱き合って、泳いで…。いつも一緒に行動するようになったわ。キコにとっても、私にとってもワトソンはかけがえのない存在になったの。」

そんなジェニファーさんが先月22日、Instagramに1本の動画を投稿した。

何か辛いことがあったのだろう。動画でジェニファーさんは、床に座ったまま両手で顔を覆っている。するとそこにワトソンがやってきて、身体をピッタリと寄せ付けて横向きに座った。その後ジェニファーさんに向かい合うように後ろ足で立つと、肩に前足を載せ、まるで「僕がここにいるからね。つらかったら僕の肩で泣けばいいよ」と励ましているかのようにハグをしている。

ジェニファーさんはこの動画にこんな言葉を添えていた。

「ワトソンのように私のことを心からケアしてくれる特別な犬がそばにいてくれて、本当に幸せよ。」

「ずっと不安で仕方なくて。最近、私は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されたの。ワトソンをエモーショナル・サポート・ドッグに迎えたのは、私の人生の中で最高の選択だった。私は人間としてとても成長したわ。私に前進したいと思わせてくれたのは、ワトソン、あなたよ。ありがとう。」

ジェニファーさんは投稿の最後に、「全ての犬に感謝している。だって犬ってすごいと思う。犬は私の人生でもあるの」と綴っている。またワトソンのことを「出会うべくして会った運命の犬」とも述べており、固い絆で結ばれていることを明かしている。

この投稿をInstagramで見る Watson & Kiko(@wat.ki)がシェアした投稿 - 2020年 4月月21日午前11時00分PDT

画像は『Watson & Kiko 2020年4月22日付Instagram「While being quarantined and having time to reflect on many things one thing I thought of is how on earth was I so lucky to have such a caring and special dog like Watson.」、2020年1月6日付Instagram「It’s okay? It’s okay.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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