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【海外発!Breaking News】ハチに400か所以上刺された女性、針が残って引き抜く羽目に(中国)

TechinsightJapan 2020年8月29日 21時0分

初夏から秋にかけて活動が活発になるというハチ。日本でもこの時期、ハチに刺される事故が急増するが、中国・浙江省麗水市遂昌県では今月26日、農作業をしていた女性がハチの大群に襲われた。驚くのはその数で、女性は400か所以上を刺されたという。『LADbible』『Daily Star Post』などが伝えた。

ハチに400か所以上も刺されたのはファンさん(Huang)という女性で、農作業を初めて間もなくしてハチの大群に襲われた。ファンさんはハチに追われて逃げたことでさらに攻撃を受け、疲労感や頭痛、めまい、呼吸困難などを訴えて地元の病院に搬送された。

治療に当たった緊急治療医のウェン・ジャンウ氏(Weng Jianwu)は「ファンさんが運ばれてきた時には、頭や首、背中にハチの黒い針が大量に残っているのが確認できました」と語っており、すぐにピンセットで針が引き抜かれた。作業は1時間を要したが、酸素吸入や抗ヒスタミン剤の投与を受け、現在容態は安定しているという。



ウェン医師は「ハチに襲われたら手を振り回したり、走って逃げることはかえって蜂を興奮させてしまいます。落ち着いて行動することが自衛に繋がります」と述べ、この時期は特に注意が必要であると強調した。

またハチの専門家は「ミツバチに刺されると、針にギザギザの返しがついているため自然に抜けず、皮膚に残ってしまいます。ミツバチは人を刺した後に身体が千切れて死んでしまいますが、残った毒袋には毒が入っているので、根元からピンセットなどを使って引き抜く必要があります。いずれにしても蕁麻疹や呼吸困難、発熱などの症状が現われたら、救急車を要請することをお勧めします」と述べている。

画像は『LADbible 2020年8月28日付「​Woman Has To Have More Than 400 Bee Stings Removed From Body」(Credit: Suichang News/WeChat)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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