タイに住む3歳の男児が兄と消毒用ジェルをかけ合って遊んでいたところ、ライターを持ち出して火をつけた瞬間に炎に包まれたという事故が発生した。男児は幸いにも軽い火傷で済んだという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。
タイのバンコク東南部に位置するサムットプラカーンで8月26日、キャプテン・チュンバッファ君(Captain Chuenbubpha、3)と兄のノノ君(Nonoe、5)は学校に行く支度を整え、2人で遊んでいた。
キャプテン君はチューブに入っていた手指用の消毒用ジェルを手で握りつぶし、飛び出した中身を自分の手や腕、着ていた制服にかけて遊び始めた。キャプテン君はノノ君にも吹きかけ消毒用ジェルのかけ合いっことなった。
ここまでは良かったのだが、何を思ったのか2人は両親の寝室まで行くと引き出しからライターを持ち出したのだ。そしてノノ君がライターをつけた瞬間、制服にまで消毒用ジェルが付いていたキャプテン君に火が燃え広がってしまった。
下の階で2人の両親と共に朝食を食べていた叔父のタンワーさん(Thanwa、26)は炎に包まれたキャプテン君の叫び声を聞き、急いで2人の元に向かったという。タンワーさんは当時のことを「キャプテンの首や腕、胸が燃えていることに驚いてしまい、最初は何をしたらいいのか分かりませんでした。でもこれ以上燃えないようになんとしても火を消さなければと思いました」と話している。
タンワーさんは続けて「制服を脱がせる前に素手で覆うようにして火を払うとすぐに消火できましたが、キャプテンは体中に火傷を負っていました」と明かした。
キャプテン君はすぐに救急車で病院に搬送された。幸いにもキャプテン君は軽度の火傷で済み、一晩だけ入院して翌日には退院している。
消毒用ジェルの使用頻度が増えている中で、米ウィスコンシン州ウェスタン・レイクス第一地区の消防署は、手指消毒剤を炎天下の車の中に置いておくだけでも危険だという事実をフェイスブックに投稿している。今回の事件で消毒剤が引火性の物質だということを再確認したい。
画像は『The Sun 2020年8月31日付「SANITIZER HELL Warning to parents as boy, 3, accidentally sets himself on fire while playing with hand sanitizer and a lighter」(Credit: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
タイのバンコク東南部に位置するサムットプラカーンで8月26日、キャプテン・チュンバッファ君(Captain Chuenbubpha、3)と兄のノノ君(Nonoe、5)は学校に行く支度を整え、2人で遊んでいた。
キャプテン君はチューブに入っていた手指用の消毒用ジェルを手で握りつぶし、飛び出した中身を自分の手や腕、着ていた制服にかけて遊び始めた。キャプテン君はノノ君にも吹きかけ消毒用ジェルのかけ合いっことなった。
ここまでは良かったのだが、何を思ったのか2人は両親の寝室まで行くと引き出しからライターを持ち出したのだ。そしてノノ君がライターをつけた瞬間、制服にまで消毒用ジェルが付いていたキャプテン君に火が燃え広がってしまった。
下の階で2人の両親と共に朝食を食べていた叔父のタンワーさん(Thanwa、26)は炎に包まれたキャプテン君の叫び声を聞き、急いで2人の元に向かったという。タンワーさんは当時のことを「キャプテンの首や腕、胸が燃えていることに驚いてしまい、最初は何をしたらいいのか分かりませんでした。でもこれ以上燃えないようになんとしても火を消さなければと思いました」と話している。
タンワーさんは続けて「制服を脱がせる前に素手で覆うようにして火を払うとすぐに消火できましたが、キャプテンは体中に火傷を負っていました」と明かした。
キャプテン君はすぐに救急車で病院に搬送された。幸いにもキャプテン君は軽度の火傷で済み、一晩だけ入院して翌日には退院している。
消毒用ジェルの使用頻度が増えている中で、米ウィスコンシン州ウェスタン・レイクス第一地区の消防署は、手指消毒剤を炎天下の車の中に置いておくだけでも危険だという事実をフェイスブックに投稿している。今回の事件で消毒剤が引火性の物質だということを再確認したい。
画像は『The Sun 2020年8月31日付「SANITIZER HELL Warning to parents as boy, 3, accidentally sets himself on fire while playing with hand sanitizer and a lighter」(Credit: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)