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【エンタがビタミン♪】後藤真希、久々の『愛バカ』で発見 進化し続ける“No.1アイドル”に「深みを手にいれたらマジ最強」の声

TechinsightJapan 2020年10月19日 16時26分

9月30日に生放送された『テレ東音楽祭2020秋』でAKB48とコラボしてモーニング娘。のエース時代を思わせるアイドルオーラを放った後藤真希。10月16日にYouTubeチャンネル「ゴマキのギルド」で公開した本番当日の密着動画では、久々に歌ったソロデビュー曲『愛のバカやろう』についてコメントしており、飽くなきパフォーマンスへのこだわりを覗かせた。

モーニング娘。やAKB48といったアイドルをはじめ数々のアーティストの振り付けを手掛けてきたダンスプロデューサーの夏まゆみさんは、2014年に受けたインタビューで後藤真希を「モーニング娘。やAKB48のなかで圧倒的な才能を持つNo.1アイドルだった」と評したことがある。

それから時が過ぎて『テレ東音楽祭2020秋』に出演した後藤真希は、AKB48とのコラボでセンターポジションを務め『会いたかった』~『フライングゲット』~『ヘビーローテーション』をメドレーでパフォーマンスすると、さらにその後で「きっと緊張して足が震えるから見えないようロングスカートにした」というシックな衣装でソロデビュー曲『愛のバカやろう』(2001年3月発売)を披露した。

後藤は10月16日に公開した動画『【テレ東音楽祭 後編】本番当日を完全密着』で『愛のバカやろう』を歌った感想を、「昔より、表現の仕方もいろいろ変わってくるんだなと思った」と語っている。



シングル『愛のバカやろう』を発売した15歳当時を「まだちんちくりんで、子どもで、頑張ってたけど」と振り返り、それから20年を経て「今歌ったらこうなる」と変化を感じた後藤は「もしかしたら今後、発見できて楽しめるかもしれない」と意欲的だ。デビュー21年を迎えたこともあり、昔の楽曲を歌うことで2児の母になった“今の後藤真希”だから気づける何かがあるのではないかと考えたのだろう。

動画の視聴者からは「元々ごっちんは個人としてのプロ意識がすごい人という認識だったけど、そんな人が人間としての深みを手にいれたら、マジで最強でしかない」と反響があった。

そんな後藤は本番前にAKB48と行った最終の振付合わせでメンバーとともにアカペラで歌いながら踊っており、振付合わせを終えてから「実際にマイクが入っていると『ここはセーブしておいたほうがいいかな』という場所も見えてきて、けっこう歌いながら縦ノリのダンスは難しい。体力的に」と笑って話していたものの、細部へのこだわりから自分なりのパフォーマンスをギリギリまで追求する姿勢がうかがわれた。

さらにスタジオを移して、ソロ曲『愛のバカやろう』の音合わせ前に見せた発声練習は圧巻だった。ハロプロ時代のライブ以来、15年ぶりに歌う『愛のバカやろう』について「今回の出演が決まって、そもそも歌えるのかと心配だった」と明かしており、歌う感覚を思い出すために「キーが取りやすいようロングトーンを練習したり、口周りの動きを整えてみたり」したという。

モーニング娘。の総合プロデューサーを務めたつんく♂は後藤真希の歌声を「レーザービームのような声」とたとえたものだ。2018年6月17日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でハロプロを特集した際にはつんく♂がコメントを寄せて「後藤の声は単に明るいだけでなく、艶があって滑らか」だと評し、加入したばかりの後藤をセンターに抜擢したことでモーニング娘。の大ヒット曲『LOVEマシーン』(1999年9月発売)に「色気や華やかさが加わって、独特のものになったように思う」と解説した。

つんく♂がそこまで絶賛する後藤真希がこのたびの動画で見せたブランクを感じさせない歌声に、視聴者から「愛バカの練習場面の生歌でグッときた」、「発声練習久々に見れてなんか泣きそうになった」、「久々に歌ってる姿みて余計に好きになりました!」、「本番にきっちり仕上げて誰よりも輝くところに本物を感じました」などの声が寄せられた。

後藤はAKB48とコラボして「アウェーじゃなくてメンバーの皆も迎え入れてくれた。これが今後、いい方向に繋がっていけばいいんじゃないかな、AKB48の皆さんにとっても私にとっても」と言う。モーニング娘。やハロプロの壁を越えた“後藤真希”としてパフォーマンスできる機会を望んでいるのかもしれない。

一方でAKB48の中心メンバーである向井地美音や岡田奈々は「緊張したが、この瞬間は人生に一度きりしかないと思って、後藤さんを視界に入れようとした」とコラボを振り返って、「AKB48の曲はまだまだいっぱいありますので、ご検討をよろしくお願いします。センターはいつでも空けておきます」とコメントしており、次のコラボに期待が高まる。



(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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