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【エンタがビタミン♪】映画『鬼滅の刃』で「数か月寂しかった」映画館のロビーに客が溢れる 宮根誠司や小林麻耶、石田ニコルも「動く煉獄さん見なければ」と足運ぶ

TechinsightJapan 2020年10月27日 11時54分

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(10月16日公開)が公開から10日間で動員数およそ798万3400人以上、興行収入100億円を超えるほどの大ヒットを記録中だ。初日は都内のTOHOシネマズ新宿が全12スクリーン中11スクリーンで本作を上映して話題になったほどだ。宮根誠司や椿鬼奴ら多くの芸能人が鑑賞した感想を語っているが、映画『東京喰種 トーキョーグール』(2017年公開)を手掛けた脚本家・楠野一郎さんは映画館で『鬼滅の刃』効果を実感したという。

萩本欽一や関根勤、小堺一機などと同じ芸能事務所・浅井企画所属の楠野一郎さんは『東京喰種』の他に映画『天空の蜂』(2015年公開)やドラマなど数々の作品で脚本を手掛けており、2021年公開が決まった吉田大八監督、大泉洋主演による映画『騙し絵の牙』では吉田監督と共に脚本を担当した。さらに女優・水野美紀が主宰する演劇ユニット「プロペラ犬」座付き作家を務め、ラジオ番組の放送作家としても知られる。

その楠野さんが16日、映画『スパイの妻 劇場版』(10月16日公開)を新宿ピカデリーに観に行ったという。折しも『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の公開日と重なり、映画館は「『鬼滅の刃』効果で平日昼と思えぬほどロビーがお客さんで賑わっていた」そうだ。

Twitterでそのことをつぶやいた楠野さんは、「しかも皆これから見る映画への期待に溢れた空気。感染対策まだ気をつけなきゃと思いつつも、数か月本当に寂しいロビーばかり目の当たりにしてきたので勝手にちょっとグッと来ました」と感慨深げだった。

「『鬼滅の刃』も早めに行こうと思ってます」と楠野さん。あえて漫画やアニメを見ずに臨もうと考えているようだが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の見どころについてアニメ『鬼滅の刃』で鬼殺隊の蛇柱・伊黒小芭内役を担当する声優の鈴村健一が話していたように、それでも楽しめるのではないだろうか。

鈴村健一は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『ONE MORNING』(TOKYO FM)で、ネタバレにならないよう言葉を選びながら「無限列車とはなんなのか。そこにまず秘密があり、なぜ無限列車なのかは観ればわかります」、「なんと言っても煉獄杏寿郎さんですよ。煉獄さんがどうなるのかを観る映画です」と熱く語っていた。

『鬼滅の刃』は大正時代を舞台に、家族を鬼に惨殺された主人公・竈門炭治郎が鬼化してしまった妹・禰豆子を人間に戻す方法を探して鬼たちと戦う物語だ。炭治郎は修行を積んで鬼を退治する鬼殺隊に入るが、その鬼殺隊を支える最上級隊士“柱”の一人が煉獄杏寿郎である。

大の鬼滅ファンで知られる椿鬼奴は、25日放送のフジテレビ『ワイドナショー』にゲスト出演して『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開から3日間の興行収入が「約46億2000万円で過去最高を記録」したことについて、「私は4日目でしたが1900円を記録の中に入れさせてもらいました」と自慢げに話すも、MCの東野幸治に「3日間の記録だから入ってない」と突っ込まれていた。



同じく鬼滅ファンだという宮根誠司は、18日放送のフジテレビ『Mr.サンデー』で『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観た感想を「画も迫力あるし綺麗だし、とにかくストーリーが泣ける」と話しており、映画館で「隣にいた小学生の女の子と一緒にわんわん泣いた」そうだ。またタレントの小林麻耶は、16日にブログで「『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観て、朝から夫と泣きました。アニメで観る無限列車編も最高 もう観たいです」と綴っていた。



モデルでタレントの石田ニコルは、昨年11月18日にインスタグラムでピンクのカラコンを付けて禰豆子風メイクを披露したほど『鬼滅の刃』ファンだが、その時はトレードマークの竹が見つからず割りばしで代用して「禰豆子ファンの皆様すいません」と気遣っていた。



そんな石田ニコルは10月24日放送のTBS『王様のブランチ』で、「無限列車編」を漫画の単行本で読んでいたら「煉獄さんを、動く煉獄さんをちゃんと見に行かないとダメだ!」と衝動にかられて映画館に向かったことを明かしており、鑑賞した感想を「本当に感動して本当に泣きました! 最高なんですよ」と話していた。

Twitter上では、他にも『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の感想を投稿している芸能人が見受けられた。9月に上演された舞台『走れメロス ~文豪たちの青春~』に出演した若手俳優・吉田大輝は、10月20日に映画館で観た感想を「もうね…最後ボロ泣きだったよ。煉獄さーーん!!!って。かっこよすぎます」とつぶやいており、「絶対もう1回観に行くぞ!」という。

またロックバンド・筋肉少女帯のボーカルや作家として活動する大槻ケンヂは、「いやぁ迫力がすごい! そしてデビルマン世代としてはやはり鬼にサイコジェニーやジンメンを重ね合わせ『でもお前も死ぬんだろう』と言っていつ丹次郎が突っ込んでいくのかと…作品が違う」と50代ならではの感想をツイートして、「煉獄さん買う」と映画館で手に入れた煉獄杏寿郎のグッズを公開していた。

1972年に発表されアニメ化もされた永井豪さんの漫画『デビルマン』は、主人公の不動明が悪魔の体と人間の心を持つデビルマンとして悪魔のデーモン族と戦う物語だ。食べた人間の顔を自分の甲羅に浮かび上がらせる力を持つデーモン・ジンメンとの戦いで、甲羅をはがそうとするデビルマンを「こいつらが死んでもいいのか?」とジンメンが脅したところ、「でも、お前も死ぬんだろう!」と返してとどめを刺すシーンがあった。

大槻ケンヂは『鬼滅の刃』で竈門炭治郎や煉獄杏寿郎といった鬼殺隊が鬼と戦うシーンを『デビルマン』に重ねたわけで、人それぞれに楽しみ方があるものだ。予習をせずに『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を見るという楠野一郎さんは、どのように受け止めるのか期待したい。



画像4、5枚目は『nicole_ishida 2019年11月18日付Instagram「今日ピンクカラコンをお仕事でつけたのだけども」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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