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【エンタがビタミン♪】LiSAは「ビン詰なめ茸がごちそうだった」「負け続けたからこそ強くなれた」意外な芸能人の下積み時代や貧乏エピソード

TechinsightJapan 2020年11月4日 13時3分

アニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』(2019年7月リリース)に続き、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌『炎』(2020年10月14日リリース)が大ヒット中の歌手LiSA。実は上京してからデビューするまでバイトを終えてから楽曲を作るような決して楽ではない下積み時代を過ごしており、当時の苦い経験があるから今に繋がったという。

10月31日放送の情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)にVTR出演したLiSAが下積み時代を振り返った。2008年の冬、21歳の頃に母親の反対を押し切って岐阜の実家を飛び出すようにして上京したため、「何かとってこないと、岐阜には帰れないぞ」と強い決意があったという。

6畳のワンルームに家具はなく布団だけという生活で、冬は冷蔵庫代わりに野菜や飲み物など全部ベランダに置いていたそうだ。そんなLiSAにとって、ごちそうは100円均一のビン詰なめ茸だった。インタビューされて「すごく濃い味がキノコについているので、本当にちょっとで茶碗一杯のご飯を食べられる。ご飯だけ炊いてなめ茸でご飯を食べていました」と当時を思い出していた。

そのような辛い下積み時代を送ったアーティストは多く、今や大人気のゴールデンボンバー(通称、金爆)もその1つだ。2015年9月8日放送のバラエティ番組『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に出演した鬼龍院翔と喜矢武豊が、2004年に金爆を結成してまだ無名だった頃を振り返った。

鬼龍院は当時、レンタルビデオ店でバイトをしていた。月8万~9万円程の収入に対して、アパートの家賃は5万5千円だったので何も買えなかったという。喜矢武に至っては家賃や携帯電話代を払えずにマネージャーから「返す当てもないのに30万円は借りた」と言い、それを切り崩しながら生活したそうだ。しかし下積み時代も応援してくれるファンがいてその優しさに救われた。2008年にメンバーの自家用車で47都道府県ライブ行脚を行った頃は、貧乏なことを察したファンがサバ缶などを差し入れてくれるので、持ちまわっていた炊飯器でご飯を炊いて缶詰をおかずに食事したという。



また女優でタレントの橋本マナミは、2015年6月30日放送のバラエティ番組『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で売れなかった頃の貧乏生活を明かしている。100円均一ショップで買ったカットわかめをお湯でもどしてしょう油をかけて、実家から送ってもらったお米を炊いたご飯にのせた「特製わかめ丼」をよく食べていたという。



TBS日曜劇場『危険なビーナス』に出演している人気俳優のディーン・フジオカは華やかなイメージだが、2017年6月21日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、20代前半でアジア各国を回った頃の下積み時代について話していた。芸能活動をスタートした香港で滞在するため最初に借りたのが3畳程度の狭い部屋だった。当時はお金がなくモデルの他にも夜はクラブで演奏するなど様々な仕事をしており、くたくたになって狭い部屋に帰ると天井を見るのが辛く「壁と壁に挟まれて寝てる感じで嫌だった」という。



下積み時代ではないが、大物芸人の松本人志(ダウンタウン)は2017年5月18日放送のバラエティ番組『クレイジージャーニー』(TBS系)で貧しかった子ども時代を話すなか、「めったに連れて行ってもらわなかったが、寿司屋では親を気遣ってタコが一番安い感じがしたからタコばかり食べていた」と明かしていた。

そんな松本人志と交流のある中居正広もまた、子ども時代は貧乏だったという。当時の中居家は風呂に週2回しか入れず、ご飯にしょうゆやバターをかけて食べていたが、かけるものがなくなると水道の水だけをかけて「水かけご飯」にして食べていたそうだ。今では国民的スターとなったことを思えば、逆境は人を成長させるのかもしれない。

ちなみにLiSAは上京して下積み時代をおよそ2年過ごした頃、2010年春より放送されたテレビアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド「Girls Dead Monster」2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢された。LiSAはその時のことを「自分の歌声がキャラターが歌っている画から流れてくるという状況がすごく不思議でした」という。

翌年春、LiSA名義によるミニアルバム『Letters to U』でソロデビューすると数々のアニメ主題歌を担当して人気を得た。2014年1月には念願だった初の武道館公演を行うが、緊張から3曲目の途中で歌えなくなってしまう。それでもLiSAの声が出ないところを、ファンが大合唱で応援してくれたのだ。

『紅蓮華』、『炎』のヒットで今や超人気歌手となったLiSAはインタビューを「やっぱり負け続けたからこそ強くなれたのかなと思う。たくさん自分で痛い経験をしたり、たくさん失敗をしたりとか苦い経験を重ねてきて、自分自身が強くなってきたのかなと思う」と結んでいた。

画像1、5枚目は『LiSA 2020年10月22日付Instagram「このベレーもめちゃお気に入り」、2020年10月11日付Instagram「『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開直前トークイベントありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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