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【海外発!Breaking News】「なんてロマンチック!」新婚カップル、お互いの名字を繋げてミスター&ミセス“ホワイト・クリスマス”に(英)

TechinsightJapan 2020年11月9日 6時45分

日本人同士の結婚では法律上夫婦別姓は認められていないが、イギリスでは結婚後に一方の名字に合わせることは強制ではない。そんなイギリスでは最近、夫婦別姓にしたり、互いの名字をつないで使用するカップルが増えているそうで、英メディア『Metro』『The Sun』などが結婚後ミスター&ミセス“ホワイト・クリスマス”になった2人について伝えている。

結婚により“ホワイト・クリスマス”というロマンチックな名字を手に入れたのは、英南西部ドーセット在住のキーラン・ホワイトさん(Kieran White、20)とティリー・クリスマスさん(Tilly Christmas、21)で、今月2日に英南西部バースにあるローマン・バス(The Roman Baths)の美しい教会で結婚式を挙げた。

ドー​​セットにあるブリッドポートの学校で12歳の時に出会ったという2人は6年後、2018年のクリスマスに婚約。当初は7月に結婚式を予定していたものの、コロナ禍で11月に延期したのだった。

キーランさんがティリーさんにプロポーズをしたのは、スコットランド南西部グラスゴーにあるテラコッタ噴水「ドルトン・ファウンテン(Doulton Fountain)」を訪れた時だそうで、ティリーさんはサプライズだったプロポーズをこう振り返る。

「噴水に見とれていた私は、キーランが私の背後でプロポーズをしようとしていたことに気付かずにいたの。でも名前を呼ばれて振り向くと、彼は指輪を持って跪いていたわ!」

こうして出会いから8年、13人のゲストの前で永遠の愛を誓った2人は、この結婚によりそれぞれの名字のホワイトとクリスマスをつないで、“ホワイト・クリスマス(White-Christmas)”と名字を変更した。



ティリーさんはこれからの季節にピッタリの“ホワイト・クリスマス”という名字について、次のように語っている。

「キーランと結婚したら、“ホワイト・クリスマス”という名字にしようなんて考えてもいなかったの。でも高校最後の年に開かれた私たちのプロム(ダンスパーティー)の写真を、友人が“ホワイト・クリスマス”とハッシュタグをつけてシェアしたことがあってね。『なんて素敵なの!』と思ったの。」

「それに私にはクリスマスという名字をキープしたい理由がいくつかあったわ。この名字がずっと大好きだったし、クリスマスという特別な時間が気に入ってるの。そしてたまたま私が結婚したいと思った男性が、“クリスマス”にピッタリ合う名字の持ち主だったということよ。」

なおティリーさんは今月5日に21歳の誕生日を迎えたばかりの学生で、ビジネスを学んでいる。一方のキーランさんは小売店の店員として働いており、2人は「来年7月に結婚披露宴をして、クリスマスの頃にロマンチックなハネムーンに行きたい!」と夢を膨らませる。

まさに幸せの絶頂にいるティリーさんだが、最後に「ホワイト・クリスマスという名字は世界で私たちだけかもしれないわね」と語ると、自身の経験を交えてこんなエピソードを明かしてくれた。

「実は以前、クリスマスの時期にレストランの予約を入れたことがあったの。もちろんクリスマスという名前でね。でも後になって、予約が入っていないことが判明したのよ。レストランのスタッフは、クリスマスがクリスマスに予約を入れたことを冗談だと思ったそうよ。」

「私はずっとクリスマスという名字だから慣れっこになっているけど、キーランはきっと新しい名字に慣れるまで時間がかかるでしょうね。」

画像は『The Sun 2020年11月4日付「MERRY MATRIMONY Newlywed couple unite surnames to become Mr and Mrs White-Christmas」(Credit: SWNS:South West News Service)』『Mirror 2020年11月6日付「Newlyweds blend their surnames together to create brilliant Christmas-themed title」(Image: Tilly White-Christmas / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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