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【海外発!Breaking News】「しょっぱいニャン!」初めてビーチを訪れた猫 強い潮風に“イカ耳”で「超絶不満顔」になる(カナダ)

TechinsightJapan 2020年11月8日 21時40分

飼い主一家と様々な場所に出かけることが大好きな猫が、生まれて初めてビーチを訪れた。最初は兄弟猫と共に砂浜や波打ち際を歩き回り楽しんでいた。しかし徐々に風が強くなり強風が吹き荒れてくると、鼻にしわを寄せ険しい目つきで強い不快感を表したという。この猫の表情を捉えた画像がSNS上で話題となり、多くのコラージュ画像も出回ったことを『The Dodo』『BGR』などが伝えている。

“パンプキン(Pumpkin)”と名付けられた猫は、保護された野良猫が産んだ子猫の中で唯一オレンジ色の毛並みを持っていた。飼い主のティア・スタッダードさん(Tia Stoddard)は「最初は1匹も引き取って飼おうとは思っていませんでした」と明かしているが、一目惚れしてパンプキンと兄弟の“マスタシオ(Moustachio)”の2匹を飼うことにした。



2匹はティアさん一家と出掛けることが大好きで、滝の前でティアさんに抱っこされる写真やリードを付けてハイキングをしている写真、カヤックに乗って海の上に浮かぶ写真などがインスタグラムに投稿されており、毎度楽しんでいるようだ。



今年3月、ティアさんはパンプキンとマスタシオをカナダのノバスコシア州ケープセーブル島のビーチに連れて行くことを決めた。2匹にとって生まれて初めてのビーチとなったが、元々好奇心旺盛で冒険好きの2匹は当初ビーチを波打ち際まで歩き回ったり楽しんでいたそうだ。



穏やかに初ビーチを楽しんでいたが、徐々に風が強くなり強風が吹き荒れてきたという。そしてティアさんはあまりの強風にパンプキンがぎゅっと鼻にしわを寄せ、険しい目つきで不機嫌な表情をしていることに気付いた。さらにピンと立っていたパンプキンの耳は横に倒れ、猫が不満の状態を表す「イカ耳」となり、強風の不快さを顔全体で表していた。生まれて初めての潮風はパンプキンにとって文字通り「しょっぱい」思い出となってしまったようだ。



ティアさんは「今までこんな顔をしたパンプキンは見たことがありませんでした」とパンプキンの強い意思表示に驚いたという。お出掛け好きのパンプキンも、この強風はお気に召さなかったようだ。

このパンプキンの強い不満げな表情をSNSに投稿すると瞬く間に拡散され、様々なコラージュ画像が出回り一躍「時の人(猫?)」となった。パンプキンの表情を見たユーザーからは「なんて顔なの! 風が吹くといつもこんな顔になるのかしら」「しわっしわになった鼻が可愛いね」「家でマスクを外すときの私と同じ顔だわ」と多くの人がパンプキンの表情に驚いている。



実はパンプキンは軽度の小脳形成不全を抱えており、バランス感覚や運動機能などが通常の個体よりも劣っているという。ティアさんは「歩く時は少しぎこちなく、子猫のような感じです」と明かしている。ティアさんはパンプキン専用インスタグラムやフェイスブックのアカウントを作り、パンプキンがぎこちなく歩く様子などを投稿している。

ちなみにこの日は一度帰宅したそうだが、後日風の無い日に再びビーチに連れていくとパンプキンは楽しく過ごし、ビーチ嫌いにはならなかったという。

画像は『PumpKin the Cat 2020年11月3日付Instagram「FunFact: All of my Beach photos came from a 6 second video」、2020年10月15日付Instagram「Moustachio is my brother.」、2020年10月26日付Instagram「Wahoo!」、2020年11月3日付Instagram「From my first beach trip」、2020年10月14日付Instagram「Ou I hates the windzzz」、2020年11月7日付Instagram「Made by a fan Damian Garner」、2020年10月29日付Instagram「When it’s not weendy at the beach, I do yoga」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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