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【エンタがビタミン♪】マツコのスクールカースト論に共感の声 大人にはママ友カーストやオフィスカーストも

TechinsightJapan 2020年11月12日 10時41分

学校で生徒たちの間に序列が発生して階層化されるいわゆる「スクールカースト」について、マツコ・デラックスが持論を語った。大人でもママ友たちには「ママ友カースト」、会社では「オフィスカースト」があると言われるが、マツコの持論はそれにも通じるところがありそうだ。

11月10日放送のトークバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)で「花いけ」の魅力にとりつかれた男子高校生6人組をゲストに迎えた。6人は観客の前で複数のバトラーが花をいける「花いけバトル」に情熱を注いでいるが、まだポピュラーでなく学校での人気は低いという。

彼女ができない悩みを明かす6人にマツコ・デラックスは「花いけをやっている男子を面白いと思えるような女子が増えればもっと多様性のある国になるのに」と理解を示すが、やはり現状は野球やサッカー、バスケなどをやっている「キラキラしてる男が一番モテ筋なのよ」と容赦ない。

6人組も肩を落として自分たちはスクールカーストのヒエラルキーで底辺だと認識していた。しかしマツコは、スクールカーストで上位にいた者が同窓会で会うとしょぼくなっていたり、逆に学校で目立たなかった子が社会に出てから成功したり、大変身してすごい美男美女になっていたりするものだという。

さらに「学生時代のカーストなど何の参考にもならない」と持論を述べ、スクールカーストなんか気にせず自分たちの楽しいことをして生きているのはカーストの底辺にいるより意味のあることだと説いた。

実はマツコ、2017年4月10日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)でも「スクールカースト」について「イケてたグループの人たちって不幸になってることが多い」、「だからその時だけで判断しないほうがいい。まだ未来には希望があると思って生きて」と話しており、今でも主張にブレがない。

このたびのマツコの持論には、視聴者からTwitter上で「マツコが花いけ男子に語るスクールカースト論がすごく深い。キラキラじゃない青春おくってる高校生全員にみてほしい」、「マツコが喋ってた学校のカーストについては、かなり同意やわ」、「花いけの男子たちに言ったスクールカーストの話、こういう事言える人が他に見当たらないから、マツコさんが芸能界引退するの踏みとどまってほしいって思ってしまう」などの反響があった。

なかには「スクールカーストは社会に出たら関係ないって言ってるけど、社会に出てもわりとそのままだと思うぞ なにをカースト基準にかけるかってテーマはあるにしろ少なくとも交友関係とかリア充みたいなのって性格によるものだから」という声も見受けられた。

ネット上では「ママ友カースト」について「夫の年収や職業」によるマウンティングで序列ができるという説もあるが、一方で「ママ友カーストを感じたことがない」、「テレビドラマの悪影響ではないか」という声が少なくない。

また会社における「職場カースト」、「オフィスカースト」と呼ばれる序列に関しては「管理職・正社員・非正規社員」の格差があるという声や、「お局様」的なベテランがカースト上位になるという声もあった。

もしそのような現実があるとすれば、社会に出てからもマツコがいう「カーストとなど気にせず自分たちの楽しいことをして生きる」というスタンスは参考になるかもしれない。

ちなみにマツコ・デラックスは、スタジオで花いけ高校生6人組の作品を目の当たりにしてそれぞれのキャラクターを感じたようで「これからの人生を見せられているみたい。頑張ってよ! 日本の未来はお前らにかかっているんだから!」と激励していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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