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【エンタがビタミン♪】ナイツ塙、AKB48紅白落選を漫才に 前田敦子や大島優子をネタにした歴史も

TechinsightJapan 2020年11月18日 12時37分

AKB48が今年大晦日に放送される『第71回NHK紅白歌合戦』の出場歌手に落選した。11年連続出場してきた人気アイドルグループの紅白落選に衝撃が走るなか、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之がブログで早速それをネタにした。実はナイツ塙、これまでにもAKB48メンバーのエピソードをいじることはしばしばあったが、今回の紅白落選を漫才にした真意が気になるところだ。

NHKが『第71回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表した11月16日、ナイツがパーソナリティーを務めるラジオ番組『ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で塙宣之は紅白出場歌手に触れるなか、AKB48が12年連続出場を逃したことについて「すごくないですか、時代ですよ」と話していた。

一方で16日に『ナイツ塙宣之オフィシャルブログ「のぶたんの『ヤホー』で調べました」』を「落選」のタイトルで更新。毎回掲載している「今日の漫才」で、AKB48紅白落選をネタに「理由は密になるかららしいです」とボケて、相方に「だとしたら中止しろ!」と突っ込まれる掛け合いを投稿した。

ナイツ塙は、これまでもこのようにAKB48をネタにしてきた歴史を持つ。2013年に前年AKB48を卒業したばかりの前田敦子と歌舞伎役者・尾上松也の熱愛が報道されると、ナイツの漫才ステージで「もしあっちゃんが歌舞伎役者と結婚したら『リオンの妻』になる」と2010年に起きた市川海老蔵暴行事件を絡めていじり、相方の土屋伸之から「梨園の妻だろ! リオンは梨園の天敵だよ」と窘められていた。

2013年の『第64回NHK紅白歌合戦』で大島優子がAKB48からの卒業を発表した時のことだ。年が明けて1月3日放送のNHK『初笑い東西寄席 2014』でナイツが漫才を披露した際に、塙は大島優子の卒業発表を話題にして「『卒業します』の部分が“口パク”でずれていた」とボケたところ、土屋が「そこは生の声だろう!」と突っ込んだ。

また2017年12月31日に『第68回NHK紅白歌合戦』のステージをもってAKB48を卒業した渡辺麻友が、2020年5月31日に芸能界から電撃引退して注目を集めた。すると塙は6月6日放送の『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)でプロ野球選手にPCR検査で陽性反応が出たという流れから、「渡辺も、まずは何事もないことを祈ってますよ」、「センター守ってた渡辺、知りません?」、「今週、芸能界を引退しちゃいましたけどね」とAKB48時代にセンターを務めていた渡辺麻友を話題にしたのである。

今年はコロナ禍でAKB48劇場での公演や握手会などのイベントが中止・延期となりグループの活動に響いたが、それは『第71回NHK紅白歌合戦』出場歌手に揃って選ばれた乃木坂46、櫻坂46(元欅坂46)、日向坂46といった「坂道シリーズ」も同じような状況であることを思えば、ナイツ塙の「時代ですよ」という言葉は感慨深い。

AKB48グループ3代目総監督の向井地美音は紅白落選について、Twitterで「この2年間、先輩方が繋いでくださったバトンを私たちの代で何度も止めてしまいました。そして今日も。それが何より申し訳ないし不甲斐ないです」と肩を落としながら、「だけどここからもう一度…今までの歴史に甘えず、今度こそ私たちが新しいバトンを渡せるように頑張るので、見守っていてください。AKB48が大好き!」と気丈だった。



またグループのエース的存在である岡田奈々も「これが現実なのだと 改めて突きつけられました 自分の力不足もあります」と落選を受け止めて、「AKBへの愛をこれからも持ち続け 大きく貢献出来るよう頑張ります 応援してくださっている皆様 いつも本当に本当にありがとうございます」と前向きにツイートしていた。

ちなみに女優の戸田恵子は16日にブログで、声優・鶴ひろみさんが2017年に亡くなってから3年が経つ命日だと投稿しており、「番組収録後に外に出たら、サンドウィッチマンの伊達さんに偶然、会いました! お笑い好きの鶴さんの計らいかも」という。3年前に鶴さんが亡くなり落ち込んでいたところ、サンド伊達みきおとナイツ塙宣之が慰めてくれたのを思い出したそうだ。

ナイツ塙のブログには、戸田恵子のブログを見たファンから「鶴さんが亡くなったときひどく落ち込んでいた戸田さんをサンドの伊達さんとナイツの塙さんが慰めてくれて嬉しかったと書いてありました。塙さんは優しい方ですね。ありがとうございます」とコメントが届いていた。

そのような優しいところのあるナイツ塙だけに、もしかするとAKB48紅白落選をネタにして和ませることで、メンバーたちが深刻になり過ぎずに心機一転して頑張るようエールを送ったのかもしれない。

画像2、3枚目は『向井地 美音 2020年11月11日付Instagram「こんなラブリーな衣装着れることなかなかないからいっぱい写真撮っちゃった」』『向井地 美音 2020年11月16日付Twitter「この2年間、先輩方が繋いでくださったバトンを私たちの代で何度も止めてしまいました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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