Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】ヘッドライト部分に懐中電灯が取り付けられた車 SNS上では「みんなやってるけど」(米)

TechinsightJapan 2020年12月7日 20時18分

このほどアメリカで警察が不審車両を止めたところ、ヘッドライトの代わりに懐中電灯が取り付けられていた。これは珍しい行為のようにも思えるが、意外にも同様のことが行われているとSNSで話題になっているようだ。『WMSN』『New York Post』『CNN』などが伝えた。

ワシントン州キング郡ノースベンドの州間高速道路90号線で11月30日の早朝、、パトロール中のワシントン州警察が1台の不審車両を発見した。

対応した同州警察のリック・ジョンソン氏(Rick Johnson)は、ヘッドライトが非常に薄暗かったためにその車に停止命令を出したという。

ジョンソン氏が車を検査したところ、車体のフロントが大きく破損しており、本来ヘッドライトがある部分に大型のランタン式懐中電灯が左右に粘着テープで取り付けられていた。

その場しのぎ程度に修理されたそのヘッドライトは法的な基準を満たす明るさが十分ではなく、懐中電灯の電池も切れかかった状態だった。ジョンソン氏は、本来のヘッドライトは外れて紛失したか、完全に破損してしまったと見ているようだ。また車の運転手は、免許停止中にもかかわらずハンドルを握っていたことが発覚した。

今回の件を知った人たちからは、SNS上で次のような声があがった。

「なんて、倹約家なの!」
「マイアミじゃ、みんな普通にやってるけど。」
「僕が住んでいるパキスタンでは、懐中電灯で修理したライトなんてザラだね。」
「私も一度警察に、これと同じことをしてもいいか確認したら『ダメ』って言われたちゃったわ。」

意外にも、破損したヘッドライトの代わりに懐中電灯を使用するケースは少なくないようだ。

最後にジョンソン氏は『CNN』のインタビューで次のように語っている。

「フロント部分に懐中電灯を粘着テープで取り付けた車を販売するメーカーなんて聞いたこともありませんし、まあ、これこそが2020年の出来事ってところでしょうね。」

画像は『WMSN 2020年12月2日付「Not a bright idea: Driver busted using flashlights as headlights in Washington state」(Photo: Washington State Patrol)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事の関連ニュース