Infoseek 楽天

【海外発!Breaking News】凧に絡まって宙を舞う少年、地上に落下し大怪我(インドネシア)<動画あり>

TechinsightJapan 2020年12月10日 6時45分

今年9月に台湾で3歳の女児が凧に絡まったまま突風に煽られ、地上30メートルまで巻き上げられる事故が起きた。このほどインドネシアで少年が凧に絡まり、瞬く間に上空へと飛ばされた。凧は少年の体重の重みで壊れ、その直後少年は地上へと落下してしまった。『The US Sun』『Coconuts Jakarta』などが伝えている。

インドネシアのランプン州プリンセゥ県で今月1日、12歳の少年(イニシャルがIRとだけ伝えられる)が、凧の糸に絡まって空高く舞い上がり、地上へと落下して大怪我をした。

『Coconuts Jakarta』によると、少年の兄弟がドラゴンの形をした凧を揚げていたが、少年が凧糸に絡まってしまったようだ。凧は少年の身長の3倍以上もの長さがあり、みるみるうちに空へと揚がり少年は凧と一緒に上昇してしまった。

その直後に凧はドラゴンの頭の部分が「パチン!」と音を立てて切れ、少年は30フィート(約9.1メートル)もの高さから落下してしまった。その瞬間、凧揚げを見物していた群衆からは悲鳴が相次いだ。少年はすぐさま地元住民によって近くの診療所へと運ばれた後、施設の整った病院で治療を受けることとなった。

少年は両腕に6か所の骨折を負い、2回の手術を受けることとなったが、幸いにも回復に向かっているという。少年の兄であるアシルさん(Acil、28)は今回の事故について、少年が凧糸を持っている間に別の兄弟が凧を揚げていたと話している。また「弟は時々あのように凧にぶら下がるんです。しかし最終的にはこんな事故に繋がってしまいました」とも語った。

インドネシアでは今年4月にもバントゥル県で14歳の少年が凧に絡まって上空に上昇し、3.5メートルの高さから落下して怪我をする事故が起きている。プリンセゥ県の児童保護局(Child Protection Agency)では、「子供達が凧で遊ぶ際には、自分達の体格に対して適切なサイズの凧を揚げるように」と警告している。



画像は『The US Sun 2020年12月8日付「KITE FRIGHT Boy swept 30ft into the air by kite after becoming trapped in strings escapes with just broken bones」(Credit: Facebook/BimChannel)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事の関連ニュース